SD-Audio対応機「W32H」の音楽機能を試す(1/4 ページ)

» 2005年09月16日 23時48分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 auの「おサイフケータイ」第1弾として登場した「W32H」は(7月11日の記事参照)、SD-Audioに対応した音楽ケータイとしての顔も持つ端末。音楽携帯としての実力を試した。

買ってすぐ、CDリッピングの音楽再生を楽しめる

 W32Hは「着うたフル」やFMラジオに加え、PCでリッピングした手持ちの音楽CDの曲も携帯で楽しめるのが特徴。CDリッピングの音楽再生に対応したWIN端末としては、「W31S」「W31SA」「W32SA」に続く4機種目となる。カシオ日立モバイルコミュニケーションズの共通プラットホームを採用した端末としては、初めてSD-Audioに対応した。

 日立のBREW+WIN端末としては、スライドボディの「W22H」、au design project端末「PENCK」に続く3モデル目。FeliCaや音楽機能に加え、PCサイトビューアーやPCドキュメントビューアー機能も備える。スピーカーは背面に配置されたメッシュの奥にある

 パッケージには、CDのリッピングやW32Hへの転送に必要なソフト「SD-JukeBox V5.0 LE for W32H」(Windows OSのみ対応)と、PCとW32Hを接続するための「USBケーブルWIN」が付属。miniSDさえ用意すれば、その日からW32Hを音楽プレーヤーとして利用できる。

 マイク付きリモコンとステレオイヤフォンも同梱されている。リモコンは平型プラグとステレオミニプラグの変換アダプタの役割も備えるため、イヤフォン部分を市販のヘッドフォンに付け替えて利用できる。マイク機能やオンフック/オフフックボタンもあり、イヤフォンを外すことなく音声着信に対応できる。

 マイク付きリモコンとステレオイヤフォンが付属。リモコンにはステレオミニジャックが装備され、市販のヘッドフォンを付けて使える。ケーブル長は80センチほどあり、肩掛けカバンなどにW32Hを収容しても胸元あたりまで届きそうだ。なお付属のヘッドフォンは一般的なインナーイヤータイプ。リモコンは正面に4つの操作ボタン、側面にボリューム調整ボタン、反対側にロック(誤操作防止)用のスライドスイッチを備える。前曲/次曲へのスキップボタンは、FMラジオ起動時は周波数の変更に利用可能。リモコン部は背面のクリップで衣服のポケットなどに付けられる。リモコンのマイクは、接続したヘッドフォンと合わせてハンズフリー通話にも利用できる
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