カメラなしの薄型軽量ムーバとして登場した「prosolid」がFOMAになって帰ってきた。年内の発売を目指して開発中の「prosolid II」だ(10月3日の記事参照)。
アルミを使った高級感のある質感、マグネシウムのシャーシを使った丈夫なボディはそのままに(10月4日の記事参照)、FOMAとしての各種機能が追加された。前モデルのprosolidが披露されたのは、ちょうど1年前(2004年10月の記事参照)。この1年でFOMAの薄さ・軽さがムーバに追いついたことになる。
端末名 | サイズ(幅×高さ×厚み) | 重さ |
---|---|---|
prosolid | 48×108×16.7ミリ | 98グラム |
prosolid II | 49×106×16.7ミリ | 99グラム |
ターゲットはprosolid同様、30代から50代のビジネスマン。シンプルな携帯を使いたいユーザーにアピールしたい考えだ。
FOMAになったことから高速なデータ通信が可能になり、テレビ電話やiチャネルといったFOMAならではの機能も装備。基本スペック面でもiアプリや赤外線への対応、ディスプレイのQVGA化などの機能強化が図られた。
使いやすさへの配慮も見られる。パナソニック モバイルの70xiシリーズや90xiシリーズでカメラ起動に割り当てられているソフトキーに「使い方ナビ」を割り当てた。使い方ナビは、ユーザーが操作に迷ったときに使い方をガイドするヘルプ機能。機能一覧からの検索以外に、「自分の言葉で探す」「ナビ履歴から探す」といった方法を選べる。
時刻自動補正に対応しているのも、ビジネスマンにはうれしい機能強化点。通話からのテレビ電話切り替えやFOMAプラスエリアにも対応し、Gコード対応リモコンアプリも利用できる。
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