「902i」の謎に答えます──「D902i」編モバイル編集部、ただいま取材中

» 2005年10月28日 01時04分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 今回は、902iシリーズへの質問にお答えしようと思います。「D902i」について、記事中に書ききれなかった点をフォローしましょう。

Q:「D901iS」のようなバックライトオフでも一部情報を確認できるディスプレイは搭載しているのですか? またはそれらしき機能は設定できますか?

 902iではこの機能はなくなっています。それらしき機能も、会場で確認した限りでは特に見あたりませんでした。

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Q:「D902i」のminiSDカードはサポートは128Mバイトまでですが、もっと容量が大きいものもできるかどうか試してほしいです。

 はい、これは試してみました。いつものようにカメラで撮影した画像を1Gバイトメモリ(SanDisk製)に保存できるかどうかを試したところ、きちんと保存されました。メーカーの保証対象外にはなりますが、使うことはできるようです。

Q: D902iのボタンロックについて。D901iのようにオープン時にロック解除→閉じると自動ロックができるのか? D901iSのように開けてもロックがかかったままなのか?

 三菱のスライド端末には、表に出ているキーの誤動作を防ぐための「プロテクトキーロック」という機能があります。左側面にあるロックスイッチをスライドさせると、表に出ているキーが何の操作も受け付けなくなり、カバンの中などでも誤動作の心配がない──というものです。

 このプロテクトキーロック、「D901i」では、スライドオープンするとロックが解除されてボタン操作(ソフトキーもテンキーも)が可能になる仕組みでした。ロックをかけていても、スライドを開けば、すぐ操作できるため、なかなか便利に使えたのです。この“開くと自動ロック解除”機能が「D901iS」ではなくなっていました。

 D902iでは、この機能が復活しています。デフォルト設定は、スライドをオープンしてもロックが解除されないようになっていますが、設定を変更すれば“開くとロック解除”が可能です。

Q:Dのメール受信なんですが...D901iでは、メールを受信した時に個別に振り分けたフォルダにカーソルが行かないので、自分でその振り分けたフォルダにカーソルを持って行かなければなりません。NやPでは、メールを受信してから決定ボタン1つで振り分けたフォルダに行って受信したメールを見ることが出来るのに...今回のD902iでは、改善されたのでしょうか?

 これは、改善されました。着信したメールを確認するため「受信メールフォルダ」にアクセスすると、振り分けた先のフォルダにカーソルが当たっていました。細かいけれどうれしい改善点ですね。ちなみに「F902i」も、この点は改善されています。

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Q:(D902iで)連続するかな文字キーから連続する数字変換機能ができましたか?(あかさ⇒123)

 専用の変換用ソフトキーはありませんが、日本語入力の機能としては可能になっていました。ATOKでは、英数の変換候補が最後のページに表示されます。

 例えば「かな」と入力して十字キーの上を押し、変換候補の最終ページにアクセスすると、「AJ」「Aj」「25」「25分」などのこうほが表示され、「きつた」と押して上キーを押すと変換候補として「BIG」が表示されます。いちいちソフトキーを押さずに英数変換できるようになったのはポイントが高いところです。「F902i」にもこの機能は備わっています。

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余談:ガラの悪いブンブンが入ってます──キャラ電

 902iシリーズには全端末に、ブンブンのキャラ電が入っています。発表会場で密かにいじってみたところ、なんだかとてもガラが悪い“成金”のブンブンがいてビックリ。ほかにも目玉がホラー映画のように飛び出してるブンブンがいるなど、なかなか過激なタッチになっていたのでした。

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