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» 2006年01月24日 23時11分 UPDATE

長期ロードテスト「D902i」No.3: D902iは寒さに弱い?

通話機能はもちろん、カメラ代わり、ミュージックプレイヤー代わりにも毎日活躍しているD902i。今回は電源&バッテリー周りの話です。

[吉岡綾乃,ITmedia]

 先日、2年ぶりにスキーに行ってきました。スキーに行くときは大抵コンパクトカメラを持っていくのですが、今回はD902iで写真を撮ろう、と思い立ち、カメラは置いていくことに。

D902i、スキー場デビュー

 その日はものすごく寒く、しかも雪も風も強くて、リフトに乗っていると吹き付ける風や雪の冷たさに涙目になってしまうほど。しかし山の頂上まで行ったとき、ちょうど雪がやんで、雲が晴れて青空が覗きました。青空の下に連なる雪山はとても綺麗で、「やったー! 写真撮ろう」と私も友人もはしゃぎぎみ。いそいそとポケットからD902iを取り出すと……あれ? 電源が切れています。

 「おっかしいなあ、電源切った覚えはないんだけど……」と思いながら電源ボタンを押してみましたが、長押ししても強く押しても全く反応なし。いったん電池ケースを抜いて再度電源ボタンを押しても画面は真っ暗なままです。結局、写真は1枚も撮れませんでした。やっぱりデジカメは別途必要かもしれない……。

 写真が撮れなかったことも残念でしたが、壊れていたとしたらさらにショックです。屋外の気温はマイナス15度くらい。ウェアのポケットに入れていても、金属製のボディは冷え切っています。休憩時間にはストーブのそばに陣取って、D902iをあたためていました。

 30分から40分くらいあたためてから、おそるおそる電源を入れてみると……あ、入った! 外が寒すぎて、バッテリー性能が低下していたのかもしれません。ただ、残り電池残量を確認すると、目盛りはフル状態。寒いスキー場に持ち出され、早々に電源が切れてしまっていたようです。

 東京に帰ってきてから取扱説明書を見ると、「極端な高温、低温は避けてください。温度が5度〜35度、湿度が45〜85%の範囲でご使用ください」との記述が。こんなに動作保証範囲が狭いとは知らなかった……。

 実は私、D902iの電源が切れてしまったのは、これが初めてではありません。購入してから数回経験しています。メールがこないな、どうしたんだろう……と思って端末を見たら、いつの間にか電源が落ちていた、というのが数回ありました。

 まだ致命的なシーンで電源落ちを経験したことはないのですが、携帯電話は目覚まし時計代わりに使うことも多いので、ちょっと心配になるなあと思った出来事でした。

ドコモショップでちょっと(かなり)いい話

 毎日持ち歩いているD902i。iPod miniが壊れてしまったという事情もあり、最近はミュージックプレイヤーとしても大活躍しています(ミュージックプレイヤーとしての機能は、別記事をご参照ください)。

 D902iは閉じたままの操作性がすごくいいので、ミュージックプレイヤーとして使うようになると、自然と端末を手に取っていじっている時間も長くなります。ポケットに入れたり出したり、カバンに入れたり……と繰り返していたら、いつの間にか電池カバーがなくなってしまいました。

 カバーがなくても使えることは使えるのですが、ちょっと格好悪いし、バッテリーを落としそうで不安です。しかし「電池カバーだけ売ってくれるものかなあ」と相談した相手に「外装交換扱いになるかもしれないよ。そうすると4000円弱修理代がかかるはず」と言われ、「それも高いなあ」とのばしのばしにしていました。

 電池を落とさないように気をつけて使っていたのですが、カバーがないとどうやら接触不良を起こしやすくなるようで、例の「突然電源が切れる」症状が頻発するようになりました。何もしていないときだけでは収まらず、ミュージックプレイヤー再生中にまで電源が落ちる、というケースが連発したのを見て「やっぱりダメだ、電池カバーを買いに行こう」とドコモショップへ。

 カバーがなくなったD902iを見せると、店員さんが「少々お待ちください、ただいま在庫を確認してまいります」とお店の奥へ消えました。カバーを手に戻った店員さんにおそるおそる「いくらになりますか?」と聞いたところ、「これは中古ですが、きれいですし、良かったらこれをお使いください。差し上げます」と言われてビックリ。

 書類を書くこともなく、修理代も支払わずに電池カバーをいただいてしまいました。好意でしていただいたことだと思います。あのときの店員さん、どうもありがとうございました(感謝)。

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長期ロードテストとは

 ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。

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