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» 2006年03月16日 13時01分 UPDATE

CeBIT 2006:CeBIT会場で見かけた面白アイテム

CeBITの会場には、それぞれを個別に取り上げるほどではないが、きらりと光る面白い製品がいくつもある。それらを簡単にまとめて紹介しよう。

[山根康宏,ITmedia]

NECが燃料電池携帯のコンセプトモデルなどを展示

 NECブースには「言花」のほかにもNECデザインによるデザインコンセプトモデルが展示されていた。「Flask」は燃料電池携帯電話のコンセプトモデル。透明な筐体内に、カラフルな燃料電池が封入されている。内部に見えるチップは実際に動作可能な携帯電話モジュールと同一サイズのものだという。ただしディスプレイやキーは、コンセプトのため印刷されただけのものとのこと。なによりも香水のような見た目は、このまますぐに発売すれば女性を中心にヒットしそうだ。燃料電池は使用していけば容量が減っていくため、透明な筐体ならば筐体超しに燃料残量を確認することもできるわけだ。

 また「AXES」は小型のネット端末のコンセプトモデル。6組の回転軸と、円形ディスプレイの周りに回転するリングを備えており、まるで「羅針盤」のようなデザインだ。たとえばレストラン検索をする場合、リングを回転させ「検索」を選び、6組のそれぞれの回転軸部分に対応して表示された検索結果を、各軸を回したり押し込んだりすることで検索結果を絞り込んでいくことができる。キーボードやマウス、タッチパネルなどを利用せず、リングやつまみを回転させるだけで検索やブラウジングができるのは面白いコンセプトだろう。

Photo 見た目が香水のような「Flask」(左)。手のひらに乗せて使う羅針盤のような形の「AXES」(右)

韓Samsungのヘッドマウントディスプレイ

 なんでもありといった感の韓Samsungブースには、面白いアクセサリの展示も行われていた。これはヘッドマウントディスプレイ。デジタルテレビ対応携帯電話に、タバコの箱ほどの中継器を経由して接続する。テレビ視聴中などもディスプレイ越しに前方の光景が透過して見えるようになっており、装着したまま歩くことも可能だ。今年中には発売される予定。

Photo 韓Samsungのヘッドマウントディスプレイ。装着したまま前方を見ることもできる。重量もそれほどなく、将来はこんな姿でワンセグ放送を見ることも普通の姿になるのかもしれない

韓LG電子のペン型携帯電話(?)

 LGはペン型の端末を展示。10キーを備えており携帯電話のようにみえるが実はこれ、Bluetoothヘッドセット。このまま数字キーを押して電話をかけることもできる。Verizonのロゴが印刷されているように、すでに北米では発売済み。ヨーロッパやアジアでも近日中に発売予定とのこと。

Photo 韓LGブースのBluetoothヘッドセットセット展示コーナーに置かれていた「ペン型Bluetoothヘッドセット」。ペン型携帯電話のようにも見えるデザインだ

女性向けの着せ替えできるノートPC

 「ego」は卵のシルエットのような丸みを帯びたノートPC。どことなく初代iBookを思い出させるデザインでもある。外装は自由に交換可能で、気分に合わせて交換することもできる。またベルトを装着し、バッグのように肩から提げて持ち運ぶことも可能だ。女性ウケするデザインでもあり、来訪者は圧倒的に女性が多かった。機能も十分で、記録型のDVDドライブを内蔵、Bluetoothや無線LANを標準搭載し、オプションでW-CDMAにも対応するという。

Photo 女性のためのノートPC「ego」。発売時期に関しては聞きそびれてしまった

3G対応の無線LANルータ

 T-Mobileが展示していた「XSBoxR1」はW-CDMA/GSMに対応した無線LANルータ。本体にSIMカードを装着し、ノートPCとは無線LANか有線LANで接続する。例えば工事現場や仮設事務所など、電話回線を引けない場所に設置し、ノートPCでデータ通信を利用できるわけだ。すでに企業ユース向けに発売されているとのこと。

Photo T-Mobileの「XSBoxR1」。本体上部には携帯電話のアンテナインジケーターがある

小型のBluetooth Skype電話

 Cellinkの「BTHP-1000」は小さな電卓程度のサイズのSkype対応電話。PCとはBluetoothを利用しケーブルレスで接続できる。またSkypeユーザー名などをディスプレイに表示することも可能とのこと。50ユーロ程度で数カ月以内に発売予定だ。

Photo 「BTHP-1000」。台湾メーカー製なのでディスプレイには中国語も表示可能。「日本語にも対応して欲しい」と要望を伝えておいた

O2の「携帯充電バー」

 毎年上品でお洒落な雰囲気のO2ブース。今年はブースの一角がカウンターバーのようになっていた。後方には携帯メーカーごとの充電器を備えた箱が多数並んでおり、来訪者はここで自分の携帯電話を充電できる。そして充電中にはコーヒーやジュースのサービスがあり、ドリンクを飲みながら待つことができるわけだ。実際にこんなコーヒースタンドが駅などにあっても面白いかもしれない。

Photo O2ブースにあった「携帯充電バー」。展示会場なのでもちろん提供されるのはソフトドリンクだけ。実際にこんなお店が日本にあっても面白いかもしれない。スタッフの襟元には「O2」のロゴがきちんと入っているあたりは洒落ている

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