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» 2006年05月22日 16時14分 UPDATE

写真で解説する「G'zOne W42CA」 (1/2)

「G'zOne Type-R」ファン待望のWIN版として登場した「G'zOne W42CA」。Type-Rのいかにも“タフ”な印象とは少々趣向が変わって、より洗練された印象を受ける。

[青山祐介,ITmedia]

 G'zOneシリーズの伝統と、カシオ計算機製WIN端末としてのトレンドスペックを組み合わせた、待望の新端末「G'zOne W42CA」。スマートな印象に生まれ変わったデザインは、新しいタフネスケータイの方向性を示している。

コンセプトは「マジェスティック タフ」

 G'zOneシリーズといえば、頑丈でゴツゴツしたイメージで、“アウトドア”や“オフロード”といったものを強く連想させる端末だった。しかし今回登場したW42CAは、シャープでスマートな「都会的、未来的な雰囲気」(説明員)を醸し出している。前作「G’zOne Type-R」が登場したときに多かった「WIN端末であったら……」という強いニーズに応える形で「G'zGOneがWINに進化した」というメーカーのコンセプトもよく理解できるが、一方でカシオの最新鋭WIN端末「W41CA」が「G'zOneの性能をまとって分身した」という見方もできる印象だ。G'zOneをWINに対応させることで高性能化を果たし、タフネスを圧倒的領域に昇華させたことを同社では「マジェスティック(威厳のある、堂々とした、荘重な)タフ」と表現している。

os_gzone_open.jpgos_gzone_close.jpg ボディカラーはグレイシャーホワイト、ボルケーノオレンジ、マナウスグリーンの3色展開
os_gzone_open2.jpgos_gzone_back.jpg 端末の内側は黒が基調になっておりハードなイメージを強調。背面のバッテリーパックにエンボス加工で機能を表現しているのは「G'zOne Type-R」譲りだ
os_gzone_l.jpgos_gzone_front.jpgos_gzone_r.jpg 左側面にイヤフォン接続用の端子を装備。右側にはスクロールキーとサブディスプレイのバックライトを点灯させたり、表示を切り替えたりするのに使用するキーがある
Photo G'zOne Type-R(右)と並べてみると、WINに対応するなど高機能化したにもかかわらずよりコンパクトになった印象を受ける

 Tyepe-Rの個性を主張していた交換式のアクティブプロテクターは廃止した。そのかわり、ヒンジ側に「アンテナプロテクション」としてそのイメージを残す。また、燃料キャップやスピードメーターをイメージした「マルチサークルディスプレイ」は、あまり大きく出っ張っておらず、すっきりと平らになっている。このように、G'zOneの個性をスマートさに置換したデザインの表現が随所に見られる。

os_gzone_elas1.jpgos_gzone_elas2.jpg アンテナを収める本体上端のプロテクション部や送受話部には柔らかいエストラマー素材を使用。ヒンジ部両端には、ウレタン素材を使用して落下の衝撃からヒンジを守る
os_gzone_ring.jpgos_gzone_surface.jpg 「マルチサークルディスプレイ」は、メタルプレートと暗闇で光る蓄光樹脂のリングパーツを組み合わせた「ルミナスリング」によるシャープなデザインになった。滑らかなカーブを描く塗装されたパーツに対し、センター部はローレット加工(ピラミッド型のギザギザ形状)をイメージしたディテールでタフネスさを表現
os_gzone_key2.jpgos_gzone_key1.jpg 本体色ごとに違う色のダイヤルキーは、中央列と左右列の間に光るラインを配して視認性を向上させた。色のテイストはドイツ車のインパネをイメージしているという。また、[0]キーだけデザインが異なるのはC409CA以来の伝統

 G'zOneの特徴の1つである、G-SHOCKをモチーフとした円形のサブディスプレイはW42CAでも健在だ。モノクロ液晶は常時表示となっている。また、デジタル/アナログ時計のデザインをカスタマイズできるのも特徴だ。これに加えて、白黒反転機能を搭載している。

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PhotoPhoto サブディスプレイにはデジタル3種、アナログ1種の時計のほか、ストップウォッチや電子コンパスも表示できる機能をG'zOne Type-Rから継承。表示の白黒を反転させる機能も持つ

G'zOneの名に恥じないIPX7相当の耐水性能

 もちろん、IPX7(旧JIS保護等級7)相当の耐水性能と、日常生活でのハードな使用に耐えうる耐衝撃性能は、G'zOneの名にふさわしくきちんと持ち合わせている。ちなみにIPX7相当とは、「常温で水道水、かつ静水の水深1メートルの水槽に静かに電話機本体を沈めた状態で約30分間、水底に放置しても本体内部に浸水せず、電話機としての性能を保つもの」という定義だ。また、随所にウレタン樹脂を配し、バッテリーのロック方式をさらに強化することで、WIN化し、かつやや大柄になってはいるものの高い耐衝撃性能を持ち合わせる。

Photo microSDやau ICカードのスロットはバッテリーパックの裏側にある。従来のモデルではここに水が入っても問題なかったため浸水エリアとしていたが、W42CAではここも防水エリアにする必要に迫られ、2つのロックで強固に固定する仕様とした

 バッテリーの裏側は、従来のG'zOne Type-Rでは浸水エリアだったが、W42CAではバッテリーの基板側にmicroSDカードやau ICカードを収めるため、防水エリアとなっている。そのため、完全に防水しなければならず、落下しても衝撃でバッテリーが外れたり防水パッキンが浮いて浸水したりするのを防ぐ必要があった。そこで、ロックを2つに増やし、さらに確実性を高めるために専用工具でしか外せないようにしている。

PhotoPhoto イヤフォン端子やデータ入出力端子はゴムパッキングが付いたカバーで覆われている。カバーが外れた状態では防水性能は発揮できない
PhotoPhoto 歴代G'zOneシリーズの特徴として忘れてはならないのが、個性的な充電台。今回、WIN端末になったこともあり、データ通信という使用形態を十分に考慮した、そして、大胆なデザインの充電台が付属する
Photo G'zOne W42CA専用の化粧箱も用意する。端末の色に応じて写真の色も変わるのだという。持ち帰り用の袋も専用のものを使う
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