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» 2006年09月07日 00時53分 UPDATE

短期ロードテスト「N902iX HIGH-SPEED」No.1:着うたフルとSD-Audioを一緒にプレイリスト化できて便利、でも……

日本初のHSDPA対応FOAMとして登場したNEC製の「N902iX HIGH-SPEED」。使い始めてまず気が付いたのは……。

[後藤祥子,ITmedia]
Photo ガンダムっぽいといわれがちなN902iX HIGH-SPEED。私にはストームトゥルーパーっぽく見えます

 理論値で下り3.6Mbpsという速度がウリの「N902iX HIGH-SPEED」(8月24日の記事参照)を使ってみることになりました。2〜3日前から使い始めて、気が付いたことをレポートしてみます。

 体感で速い──というのはすでに、レビューでお伝えしたとおりで(8月31日の記事参照)、使い始めてすぐ、それを実感できました。よく通勤時にjigブラウザでPC向けサイトを見ているのですが、これまで使っていたW-CDMAの「N902iS」に比べて、表示にかかる時間が半分弱くらいですむのです。半分程度の時間ですむということは、同じ時間でこれまでより多くのページにアクセスできるということ。私の通勤圏内は、地下鉄の駅構内もHSDPAエリアであることが多く、実際のところ通勤時に読むサイトのページ数が増えたような気もしています。

 まだN902iX HIGH-SPEEDをモデムとして利用したことはないのですが、やはりこの端末を買った知り合いが、「2.7Mbpsくらい出た」と感動してメールを送ってきました。レビューでは1.6Mbps超止まりでしたが、場所によっては、3Mbps弱も夢ではないのかもしれません。なおモデムとして使う場合、ドコモには定額利用のプランがないので、使い過ぎにはご注意を。

 またN902iSに比べて、キーが押しやすいのも私にとってはポイントが高いところ。N902iSは、1個1個が独立したキーになっていますが、N902iX HIGH-SPEEDは縦のフレームを取り払ったキーを採用しています。サイズが大きくなり、クリック感も良くなった印象を受けました。

Photo 左がN902iX HIGH-SPEED、右がN902iSのダイヤルキー

 難点は、濁点や記号キーの割り当てが一般的な携帯と異なるところと、逆トグルボタンが側面にあるところでしょうか。私はN902iX HIGH-SPEEDの前に使っていたのがN902iSだったので、さほど気にならないのですが、他メーカーの端末からN902iX HIGH-SPEEDに移行したばかりの友人は、かなりじたばたしているようです。

SD-Audioと着うたフルをプレイリストに登録できる、けれど……

 N902iX HIGH-SPEEDの大きな特徴の1つが、着うたフルとSD-Audioを同じプレイリストに混在して登録できる点です。PC内に大量に楽曲データがある私にとって、これはかなりうれしい機能。これまでは、携帯を音楽プレーヤーとして使おうと思っても、着うたフルとSD-Audioの曲は別々に呼び出さなければならず、それが面倒で“結局使わなくなる”というパターンだったのです。

 さっそく着うたフルをダウンロードして、SD-Audioと混在させたプレイリストを作成してみると、思わぬところに落とし穴が……。

 機能自体はこの上なく便利なのですが、両者を混在させたプレイリスト内の曲を再生中に、楽曲一覧のリストに戻ろうとしたり、リストをスクロールしたりすると、操作がかなりもっさりするのです。特に再生中の画面からクリアキーで楽曲一覧に戻るときは、2〜3秒くらい何もない画面が映った後に一覧が表示されるほど。ほかの操作がキビキビしているだけに、驚きも大きかったのでした。

Photo 再生中の画面から(左)クリアキーで一覧に戻ろうとすると、何も映らない画面がしばし表示され(中)一覧が表示されます

 プレイリスト内の曲を再生中、着うたフルからSD-Audioの曲に移る際には特にタイムラグもなく、普通に聞いている分には問題はありません。個人的には混在できる便利さのほうが勝っているのでいいのですが、初めて操作する方は驚くかもしれません。

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