日立製作所の「W51H」は、前モデルの「W43H」と同様の回転2軸ボディに解像度480×800ピクセルの2.9インチワイドVGA液晶を搭載したWIN端末だ。
ディスプレイ下部には十字キーと決定キー代わりにも使える「スマートセンサー」が装備され、対応する4つの機能をPCのタッチパッドのような操作性で利用できる。ワイドVGAの大画面を表にして折りたたんだ状態で、「PCサイトビューアー」「EZナビウォーク」「PCドキュメントビューアー」「カメラ」の4機能をPCライクな操作で使うことが可能だ。ディスプレイサイズの大型化と高解像度化により、1画面あたりの表示文字数が増えると同時に、メールやWeb、地図上の小さな文字も滑らかで見やすく表示されるようになった。
スマートセンサーはセキュリティ用途の指紋認証ユニットとしても機能し、FeliCaロック機能やFeliCaロックを一時的に解除する「クイック解除」のオン/オフ時に利用できる。
カメラはAF付き有効207万画素カメラを装備し、高速赤外線通信の「IrSimple」やauクーポンに対応したおサイフケータイ機能を搭載。「タスク切り替え機能」「オープンアプリプレーヤー」など、auの新機能やサービスにも対応する。ワンセグ機能は非搭載で、音楽機能はau Music PlayerとSD-Audioプレーヤーを利用できる。
製品にはUSB対応のクレードル充電台が付属し、充電しながらPCとデータをやりとりできる。
| 機種名 | W51H |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚み) | 50×106×22ミリ |
| 重さ | 約142グラム |
| 連続通話時間 | 約230分 |
| 連続待受時間 | 約280時間 |
| カメラ | AF付き有効207万画素CMOS |
| 外部メモリ | microSD(別売り) |
| メインディスプレイ | 2.9インチワイドIPS液晶(480×800ピクセル) |
| サブディスプレイ | 0.9インチ白色有機EL(96×64ピクセル) |
| ボディカラー | プレミアムレッド、イノセントホワイト、プレステージシルバー |
そのほか、各端末情報が一望できる“機種別記事一覧”が新登場〜いますぐパワーアップした携帯データBOXをチェック!
携帯データBOXは、ITmediaモバイルトップページのメニューバー右側からもアクセスできます。
目指したのは“手のひらサイズのネットPC”──VGA画面の「W51H」が生まれるまで
横表示のPCサイトビューアー+スマートセンサーの使い勝手は──「W51H」
写真で解説する「W51H」
ワンセグ7機種、デザインコンセプトモデルなど10機種──auの春モデル
有機ELモデルも登場:au新モデル、「映像のキレイさ」はどれほどか
「音楽の次は映像」――ワンセグ端末を大量投入・KDDI小野寺社長
写真で解説する「W43H」
KDDI、日立製ワンセグケータイ「W43H II」を1月中旬に発売
使い勝手とデザインに磨きをかけたワンセグ携帯──「W43H」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.