厚さ17.9ミリのスリムなボディが目を引くシャープ製折りたたみ端末「SH703i」は、端末背面の上下を「情報表示エリア」と「グリップエリア」に分割する、“ハーフメタリックデザイン”と呼ばれる特徴的なデザインを採用した。メインターゲットには「20代から30代の男女」(説明員)を設定する。
メインディスプレイは、同社の薄型テレビ「アクオス」の技術を採用した約2.4インチモバイルASV液晶を搭載。サブディスプレイには約0.8インチ白色有機ELを備える。「DCMX」のiアプリをプリインストールし、音楽機能はSD-Audio、着うたフルに対応。プッシュトークやフルブラウザもサポートする。
SH703iならではの機能としては、普段からよく使う機能にワンアクションでアクセス可能な「ワンタッチキー」を装備。メニュー画面や着信音などを一括でカスタマイズできる「きせかえツール」に加え、メガゲームやデコメ絵文字にも対応するなど、903iシリーズと遜色のない機能を備える。

ボディカラーにPink、White、Blackの3色を用意したシャープ製のFOMA「SH703i」。背面の上下を「情報表示エリア」と「グリップエリア」に分割する“ハーフメタリックデザイン”はかなり目立つ。裏面には有効約200万画素CMOSカメラを備え、そのすぐ隣にマクロ切り替え用スイッチがある
端末の左側面(左)には充電端子、イヤフォンジャック、microSDスロットがある。右側面(右)にはプッシュトークボタン、プライベートフィルタのオン/オフボタンに加え、よく使う機能にすばやくアクセスできる「ワンタッチキー」を備える 

登録したい機能を選び、ワンタッチキーを長押しすることで機能の登録が行える。登録できるのはiアプリやスケジュール、電卓などの機能で、「ショートカットメニューに設定可能ものは、ほとんど登録できる」(説明員)という

メニュー画面や着信音などを一括カスタマイズできる「きせかえツール」に対応。ボディカラーに合わせたWhite、Black(中央)、Pinkの3つをプリインストールする。また、アクロディアのミドルウェア「VIVID UI」を搭載したことで、動画アニメーション(右)や実写ムービーを設定できるようになった。個人で撮影した実写ムービーは利用できない
“ハーフメタリックデザイン”採用のスリムモデル──「SH703i」
「便利なもの」にはへきえきしている──松永真×SH702iD
松永真氏デザイン、FOMA最小最軽量──「SH702iD」
FOMA最小・最軽量──写真で解説する「SH702iD」
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21ミリの薄さにSH902iSに迫る機能を搭載──「SH702iS」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.