リモートロック+管理者ロック+PBX――ストレートタイプのビジネス端末「WX220J」

» 2007年01月22日 15時16分 公開
[ITmedia]

 ウィルコムは、W-OAM対応の日本無線製PHS端末「WX220J」を発表。ボディカラーはリッチシルバーの1色展開で、1月25日から販売を開始する。ウィルコムストアでの予価は1万1000円前後。

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 WX220Jは法人をターゲットにしたストレートモデル。事業所用コードレスシステム「PBX(構内交換機)」に登録することで、WX220Jを内線電話として利用できる。オフィス番号は10番号まで登録でき、多くの事業所を持つ企業でも対応可能だ。

 紛失時などに遠隔操作で端末をロックし、データ消去できる「リモートロック」を備え、あらかじめ登録したパスワードを電話番号のあとに入力して電話したり、ライトメールを送信することで端末の操作や機能を無効にできる。また発着信、Eメール、Webアクセス、USB接続など7つの機能を管理者側で制限できる「管理者ロック」などのセキュリティーサービスにも対応する。発着信を電話帳に登録された番号のみに限定したり、電話番号の先頭数ケタに合致する番号にだけ発信できるようにも設定可能だ。

 「AH-J3003S」よりも1.3倍大きなダイヤルキーを採用し、メインディスプレイには1.8インチTFT液晶を搭載。WebブラウザにはACCESSの「Compact NetFront」を採用している。

PhotoPhoto WX220Jはシンプルなストレート端末。AH-J3003Sの進化系となる
PhotoPhoto 左側面にイヤフォン端子、右側面にキーロックスイッチを備える
PhotoPhoto 同じストレート端末「9(nine)」と並べると、ほぼ同じくらいの大きさなのが分かる。引き出し式のアンテナを備える点は、AH-J3003Sと変わっていない
PhotoPhotoPhotoPhoto 液晶ディスプレイは1.8インチ、解像度は128×160ピクセルで、65536色表示に対応する

 主な仕様は以下の通り。

製品名(型番) WX220J
サイズ(幅×高さ×奥行) 約44×16×129ミリ
重さ 約79グラム
連続通話時間 約7.5時間
連続待受時間 約700時間
メインディスプレイ 1.8インチTFT液晶(160×128ピクセル)
サブディスプレイ
データ通信方式 4xパケット方式、2xパケット方式、1xパケット方式、フレックスチェンジ方式、64kPIAFS、32kPIAFS
カメラ
ブラウザ Compact NetFront
Java
FLASHプレーヤー
国際ローミング(台湾/タイ) 対応可(※別途申し込みが必要)
その他の機能 オフィスプロトコル(自営2版対応)、ハンズフリー、暗証番号ハッキング防止機能

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