レビュー
» 2007年01月29日 15時27分 UPDATE

「E61」の“ここ”が知りたい(5):Eメール機能の使い勝手は──「E61」

SIMロックなしで販売される「E61」は、キャリアが提供するプッシュメールの機能を自由に使えないため、POP3などのEメールを利用することになる。その際の使い勝手はどうなのか。

[坪山博貴,ITmedia]
Photo フルキーボード搭載の「E61」。Bluetoothや無線LANもサポートする

質問:Eメールは、POP3のほかにIMAP4もサポートするのか

 「E61」は、POP3に加えIMAP4もサポートしており、複数のEメールアカウントを設定できる。IMAP4は接続することで一覧が更新され、任意のメールの本文、添付ファイルを個別に受信できる。

sa_e1.jpgPhoto メールサーバへの接続は「POP3」「IMAP4」の2つをサポート。「IMAP4」接続ではもちろんサーバー側のフォルダも反映され、フォルダ単位で一覧できる

sa_e3.jpgPhoto 「IMAP4」接続では本文と添付ファイルを個別に受信可能。ダイヤルアップ接続での利用時にはメリットが大きい

 POP3接続時には、ヘッダだけ、もしくは指定したバイト数だけを受信でき、一覧から選んで任意のメールの本文を個別に受信することも可能だ。IMAP4と異なるのは、本文と添付ファイルの受信が区別されず、一緒に受信するしかない点だ。

 なお、利用時に注意が必要なのは「接続」を実行すると設定に応じた受信を行うが、「E-mail受信」を実行すると設定に関係なく本文や添付ファイルも受信してしまう点。E-mail受信は、複数メールの本文まで受信したい場合などに利用する機能なのだ。

sa_e5.jpgPhoto POP3でもモバイルの利用に適した受信方式を選択できる。本文と添付ファイルを個別に受信できない点を除けば、IMAP4でなくてもさほど困ることはないだろう

Photo 一覧画面から「オプション」で「接続」や「E-mail受信」が実行できる。受信の設定が反映されるのは「接続」である点には注意が必要

 ちなみに「StartTLS」「SSL/TLS」といったSSL接続もサポートしており、これを必須とするGmailもPOP3で受信できる。

sa_e8.jpgPhoto SSL接続やポートの変更もサポート。「SMTP Auth」にも対応しているので「OutBound25」などにも対応できる

質問:ダイヤルアップ接続と無線LAN接続は簡単に使い分けられるか

 「使用するアクセスポイント」で「常に確認」を設定すると、メールサーバに接続する前にインターネットへの接続方法を選択できる。Web認証が必要な公衆LANサービスを利用する場合は、先にブラウザを起動してWeb認証を済ませ、ブラウザを起動したままでメールサーバ接続時にも同じ無線LANの設定を選択すれば、そのまま無線LANでメールの送受信が可能だった。

sa_e10.jpgPhoto メール送受信時のインターネット接続方法は、メールアカウントごとに設定が可能。「常に確認」に設定しておけば、メールサーバ接続前に一覧が表示されて選択できる

Photo 公衆無線LANサービスを利用する場合はWeb認証が必要になるのが一般的だが、E61はマルチタスクによるタスク切り替えが簡単なので、さほど不便ではない。ブラウザ画面からメールボタンを押し、ワンタッチでEメールの一覧画面を呼び出すことも可能だ

質問:Eメールの自動受信に対応しているか

 E61の自動受信は、間隔は最短で30分、間隔以外にも曜日、時間帯を指定した自動受信に対応する。難点があるとすれば「使用するアクセスポイント」を明示的に指定しないと自動受信できない点だ。

 ダイヤルアップ接続で自動受信しつつ、無線LANでもメールの送受信を行いたい時には、そのつど設定を変更する必要がある。ドコモのFOMAカードを使うなら「moperaU」の受信通知機能を、ソフトバンクモバイルのUSIMカードを使うならMMSを受信通知がわりに利用した方が便利そうだ(1月12日の記事参照)。同じメールの設定を2つ作成し、1つは自動受信による受信通知用、もう1つは無線LANによる受信用として使い分ける手もある。

sa_e13.jpgsa_e14.jpgPhoto 自動受信もメールアカウントごとに設定可能。“特定曜日、特定時間帯のみ自動受信”といった設定もできる。間隔は30分〜6時間から選べるが、あまり短い間隔での自動受信はできない

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.