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» 2007年01月24日 11時06分 公開

USIMカードを差さずに各種機能を使えるか──「E61」「E61」の“ここ”が知りたい(4)

E61を“音声端末と共用で使いたい”と考えるユーザーも多い。「E61にUSIMカードを差していない状態でも、PIM機能などを問題なく利用できるか」という質問が寄せられた。

[坪山博貴,ITmedia]
Photo ノキア・ジャパンがリリースしたSIMロックフリーの「E61」日本語版

質問:PCからE61をBluetoothモデムとして利用し、ダイヤルアップ接続できるか

 E61をBluetoothモデムとして利用し、PCからダイヤルアップ接続できるかどうかという質問も多かった。

 結論からいえば、こうした利用も可能だ。ドコモのUSIMカードを利用する場合、基本的に「moperaU」を利用するのはE61単体でダイヤルアップ接続する場合と同じ。またPC用に提供されるユーティリティの設定は利用できず、設定も異なる。一般のFOMA端末では端末側に接続先のAPNを複数設定し、これをダイヤルアップ接続時にはCIDで指定して使い分けられるが、E61ではAPNは1つしか設定できないからだ。またCIDに1以外を指定するとエラーになるようなので、PC側で設定ツールを使うこともできない。

 具体的にはE61で「メニュー」→「ツール」→「設定」→「接続」→「パケット接続」でアクセスポイントに「mopera.net」を設定し、PC側ではダイヤルアップ接続の電話番号として「*99#」(もしくは「*99***1#」)を設定すれば良い。「moperaU」の設定専用の無料接続を利用する場合は、一時的にE61側のアクセスポイントの設定を「0120.mopera.net」に変更すれば良い。前述したとおりE61からでも「moperaU」の設定画面にアクセスできる。

Photo モデムとして利用する場合のダイヤルアップ接続先は、PC側ではなくE61側でアクセスポイントとしてAPNで指定する。「moperaU」の場合は「mopera.net」だ

 ソフトバンクモバイルのUSIMカードを利用する場合も、E61単体でダイヤルアップ接続するのと同様に「アクセスインターネット」を利用する。E61のアクセスポイントに「vodafone」を設定し、PC側で適切にダイヤルアップ接続の設定を行えばいい。ちなみにソフトバンクモバイルが販売しているノキア製端末では、最初から「vodafone」が設定されている。他の設定に関してはソフトバンクモバイルのWebサイト(http://mb.softbank.jp/mb/service/3G/life/mobile_data/index.html)で確認できる。

質問:USIMカードを差さずに各種機能を使えるか

 E61は回線契約の有無と関係なく購入できることから、他の音声端末とのUSIMの共用を考えている人も多いようだ。USIMカードを装着していない状態で何ができるのか──という質問も寄せられた。

 E61は、USIMカードを差さずに電源を入れると自動で「オフラインモード」に切り替わる。音声通話やダイヤルアップ接続はUSIMカードを差さないと利用できないが、元々インターネット接続を必要としないPDA機能や無線LANを利用したEメールの送受信/Web閲覧などUSIMカードを使った通信を必要としない機能はすべて利用できた。

Photo USIMを装着しないで電源を入れると自動で「オフラインモード」になる。オフラインモードで無線LANを利用しようとすると警告画面が表示されるが、もちろん問題なく使用できる

 E61をBluetoothクライアントとし、他のBluetooth機能を備える携帯電話などを経由してダイヤルアップ接続が行えるかという質問も寄せられた。Bluetooth対応の音声端末とペアで利用できれば──ということだろうが、こうした利用には対応していない。多くのBluetooth対応音声端末がそうであるように、他の通信機器を介してのインターネット接続は行えない仕様だ。

Photo E61側ではBluetoothをインターネット接続手段として選択できない

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