携帯選びで重要視するのは「使い勝手」が最多──MMD研究所調べ

» 2007年04月26日 21時26分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は4月26日、「携帯電話端末に関する実態調査」の結果を発表した。同調査はstratationが運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」など、11社11モバイルサイトの協力を受け、4月13日から同16日まで実施されたもので、有効回答数は8861人。

 同調査によれば、利用している携帯電話端末の満足度は、「満足」が31.6%、「やや満足」が41.4%で、回答者の約7割が、現在使用している端末に満足していることが分かった。キャリア別での満足度は、NTTドコモが72.3%、auが76.4%、ソフトバンクモバイルが60.9%となっている。

 携帯電話端末を選ぶ際に最も重要視するポイントを聞いたところ、「使い勝手」という回答が32.3%で最も多く、次いで「デザイン」が25.2%、「高機能」が20 .5%でこれに続いた。「使い勝手」という回答は、年代を追うごとに高くなる傾向が見られるという。

 携帯電話端末を選ぶ際に必要な機能として、最も多く挙げられたのは77.4%の「音楽機能」。以下、「赤外線通信機能」が69.1%、「アプリ機能」が61.2%、「セキュリティ機能」が45.9%、「PCサイト閲覧機能」が37.2%と並んだ。ドコモのプッシュトークやauのHello Messengerに代表される「複数名同時通話機能」は、8.1%と最も低い結果となった。

 デザインが良いと思う端末メーカーは、「シャープ」という回答が42.7%で最も多く、以下、「ソニー」が29.6%、「NEC」が26.4%、「東芝」が21.6%、「三菱電機」が16.5%となっている。キャリア別では、ドコモとソフトバンクモバイルで「シャープ」の人気が最も高く、auでは「ソニー」の33.8%に次いで「シャープ」 が28.2%だった。

 携帯電話端末の平均購入金額は「1万円〜1万9999円」が38.7%で1位となり、「5000円〜9999円」が25.7%、「1円〜4999円」が13.4%でこれに続いた。なおドコモのみ、この順位が「1万円〜1万9999円」「5000円〜9999円」「2万円〜2万9999円」となっている。

 携帯電話端末を買い換えるきっかけは、「壊れた」が27.5%で最多。以下は「電池が減った」が27.2%、「欲しい端末が発売された」が 19.6%、「飽きた」が19.5%で並んだ。

 なお「iPhone」が日本で発売されたら購入するかどうかを聞くと、「購入する」という回答が 31.4%、「購入しない」という回答が68.6%となった。

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