ウィルコム、端末の割賦販売を検討

» 2007年06月07日 15時14分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo ウィルコム代表取締役社長 喜久川政樹氏

 ウィルコム代表取締役社長の喜久川政樹氏は6月7日、「Advanced/W-ZERO3[es]」の発表会場で、端末の割賦販売制度導入を検討していると述べた。

 対象となるのはAdvanced/W-ZERO3[es]のみで、機種変更で購入する場合に限られる。分割時の価格や回数、契約期間などは現在検討中で、後日正式な発表があるという。新規契約時や他の端末でも割賦制を導入するかは未定だ。

 割賦制導入の理由について喜久川氏は「W-ZERO3シリーズのようなハイエンド機は価格が高く、もっと安くならないのか、買いやすいプランはないのかという声が多く寄せられていた」と説明した。

 また、機種変更時に限定することについて「これまでの報道を見聞きすると、“割賦制で新規契約したが自宅がサービスエリアではない”あるいは“使い勝手が想像したものと違う”という理由で解約し、多額の残金が残るという問題があるようだ。ウィルコムユーザーが機種変更する場合であれば、サービスエリアや端末の使い勝手についてある程度の理解を得られており、割賦制であっても報道されているような問題が起こりにくいだろう」(喜久川氏)と説明した。

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 携帯端末の割賦販売は、ボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)が2006年9月に「特別ハッピーボーナス」として一部店舗で開始。2006年10月に「スーパーボーナス」として正式に導入し、現在は「新スーパーボーナス」として多くの端末購入で利用されている。

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