日本無線は9月5日、ウィルコム向けストレート端末「WX321J」のファームウェアアップデートソフトを公開した。拡張した高速化サービスに対応したほか、動作の安定性を向上している。
今回のアップデートによりファームウェアのバージョンはVer.1.20になる。アップデートは端末単体から行え、所要時間は約10〜15分程度。情報料及び通信料は無料だ。そのほかにWindows用(対応OS:Windows 2000/XP/Vista)とMacintosh用(対応OS:MacOS 9.2〜9.2.2/MacOS 10.2〜10.4.1、10.4.3〜10.4.10以降。Classic環境非対応)のアップデータを用意している。
WX321JはW-OAMに対応し、最大204kbpsの通信が行えるストレート形端末。Webブラウザには「NetFront 3.4」を搭載し、指紋センサーをポインタとして利用できる機能を備える。同期ソフト「Intellisync」により、Outlookと電話帳やスケジュールの共有も可能で、WordやExcel、PDFなどのビジネスファイルを閲覧できるドキュメントビューアも搭載した。外部メモリはmicroSDを採用する。
ウィルコム、音声端末向け「高速化サービス」を拡張──体感速度、最大400%高速に
ウィルコムの「RX420AL」「WX321J」「WX310J」、バージョンアップソフト公開
W-OAMに対応した“指紋+ビジネス”のセキュリティ端末──「WX321J」
写真で解説する「WX321J」
音声端末3モデルと高速化したW-OAMデータカード、nico.のコラボモデルも──ウィルコムの新モデルCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.