au端末の販売ランキングは、登場する顔ぶれこそ大きく変わらないが、人気傾向がやや変化しているようだ。
首位は日立製作所製の「Woooケータイ W53H」(2007年秋冬モデル)が獲得。薄型のデザインや落ち着いた色調の新色を追加した効果も上々のようで、人気は衰えない。連続首位記録は「8」に伸びた。
続いて2位にシャープ製の「AQUOSケータイ W61SH」がランクイン。2008年春モデルの中で、カシオ計算機製の「W61CA」(今回3位)と並んで高い人気を得ている。
最近順位を上げている機種に、京セラ製の「簡単ケータイ A5528K」と東芝製の「W55T」がある。簡単ケータイ A5528Kは携帯初心者や年配ユーザーにも配慮した使いやすさの工夫を盛り込む端末。W55Tは厚さ9.9ミリの極薄ボディと高級感のある外観デザインが特徴の端末。簡単ケータイ A5528Kは最近ニーズが増えている“親商戦”向け、W55Tは携帯にそれほど多くの機能は必要ないが、自分の納得できるデザインのもの望む“やや年配の上司”的なユーザーに需要が増えているという。
特にW55Tを望むユーザーは新機種や商戦期であることはそれほど関係なく、どれもほぼ同じ価格帯のau携帯においては「今使っている携帯が古くなったから店舗に訪れ、そのまま気に入ったものを購入する」ことも多いようだ。
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