三菱電機、最終益28%増 携帯撤退費用は204億円に

» 2008年05月01日 08時58分 公開
[ITmedia]

 三菱電機が4月30日発表した2008年3月期の連結決算(米国会計基準)は、最終利益が前期比28.4%増の1579億円だった。

 売上高は5%増の4兆498億円。重電システムが11%増、家電が8%増だったが、情報通信システムは携帯電話の減少で6%減にとどまった。営業利益は14.7%増の2672億円、税引き前利益は22.6%増の2266億円だった。

 携帯電話事業からの撤退に伴い、事業構造再編費用として204億円を連結営業外費用(単独は特別損失)に計上する。アフターサービス費用などが増え、撤退時に公表していた約170億円から拡大した。

 今期の連結業績予想は、売上高が4兆500億円(横ばい)、営業利益は2680億円(0.3%増)、税引き前利益は2400億円(5.9%増)、純利益は1580億円(横ばい)。

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