男性は“仕事と私用で分けたい”、女性は“網内定額がお得”――ケータイ2台持ちの理由

» 2008年05月07日 22時21分 公開
[ITmedia]

 アイシェアは5月2日、同社が提供するサービス会員をパネラーとする調査結果を発表した。調査は4月22日から同25日まで、20代から40代のネットユーザーを対象に実施したもので、有効回答数は653人。

 同調査によれば、携帯電話を2台以上所有する人は21.9%。男性では27.1%と女性を12ポイント上回り、年代別に見ると、20代では19.5%、30代では20.5%、40代では25.0%と、年代が上がるほど複数台所有者の比率は高くなった。

 携帯電話を2台以上所有する人の持ち歩き状況は「いつも2台(それ以上)持ち歩いてる」が57.3%、「仕事の時など、特定の時だけ複数台持ち歩いている」は31.5%。20代では7割以上が常時複数台持ち歩いているが、30代では「常時」が50.0%、「特定の時だけ」が43.5%だった。

 複数台所有者のメイン使用キャリアは、ドコモが最多で40.6%、次いでauが32.2%、ソフトバンクモバイルが20.3%となり、2代目端末として利用するキャリアはソフトバンクモバイルが32.9%、ドコモが22.4%、ウィルコムが20.3%、auが19.6%となった。

 複数台使用する理由を複数回答形式で聞いたところ、全体では「仕事とプライベートを使い分けるため」が38.5%で最多となったが、男性では27.7%が「会社から支給されているから」と回答している。年代別でも30代では30.4%が「会社支給」と答えており、ビジネスマンは「持たされている」側面もあるが、女性では「同キャリア間だと通話無料だから」が47.6%と最も多いなど、複数台所有者の半数近くがコスト面でのメリットから、自ら複数台所有を選択している様子がうかがえた。

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