レビュー
» 2008年05月28日 20時33分 公開

写真で解説する「AQUOSケータイ SH906iTV」

ドコモの3代目AQUOSケータイ「SH906iTV」は、3.3インチの大型ディスプレイとバーチャル 5.1ch対応ドルビーモバイルにより高画質にシアター感覚で映像コンテンツを楽しめるハイエンド端末に仕上げた。やや落ち着いたカラーとデザイン、使いやすさを工夫した機能も盛り込み“違いの分かるオトナ”なユーザーにも訴求する。

[岩城俊介,ITmedia]

 2007年冬モデル「SH905iTV」に続き、今回も“AQUOSケータイ”が登場。ドコモ端末で3代目となった「SH906iTV」は映像と音質、そして使い勝手にもこだわりを込めたハイエンドエンタテインメント端末に仕上げた。

photophoto シャープ製の「AQUOSケータイ SH906iTV」。カラーはBlack、Pink、Silverの3色で展開する。裏面に320万画素AFカメラとトリプルくっきりトーク用サブマイク、FeliCaサインがあり、カメラ部はややふくらんでいる
photophoto ディスプレイが90度回転するサイクロイドスタイルをもちろん継承。横向き用のメニューインタフェースも備わる

 本体の形状は“AQUOSケータイ”の代名詞といえる、ディスプレイが90度回転し、横向き画面で利用できるサイクロイドスタイルを継承。ディスプレイは906iシリーズで最大の3.3インチ、1677万色表示に対応するフルワイドVGA(480×854ピクセル)NewモバイルASV液晶を採用する。外光の反射を押さえ、屋外でも視認性のよいリフレクトバリアパネルや色再現性に優れる高演色バックライトなどの相乗効果で非常に高い色再現性を実現する。SH906iに備えた全面タッチパネルは、映像表示を最優先とするためにあえて採用しなかったという。

 ただ、新たな操作デバイスとして「光センサー型TOUCH CRUISER」をSH906iと同様のものを搭載する。光センサーを決定キーに内蔵し、ノートPCのトラックパッドで操作するように画面内のカーソルを操れるもので、仕組みそのものは「簡単に言うと、光学式マウスのセンサーを取り付けたようなもの」とのこと。十字キーから指を移動せずに操作でき、ブラウザのスクロールなども指をなぞる操作で行える。

 ボディサイズは、見た目ではSH905iTVとそれほど変わらないと感じたが、3.3インチのディスプレイを採用したためか51(幅)×115(高さ)×19.5(厚さ)ミリ、重量143グラムと少し大きく、重くなった。SH905iTVより幅1ミリ、高さ3ミリ、厚さ0.6ミリ、重量3グラム増となる。背面にピラミッド形状の凹凸がある柄を施し、ヘアライン加工を施した金属調仕上げだったSH905iTVと比べると、少し落ち着いた印象を受ける。

 ターゲットは年齢がやや高めの“オトナ”層も想定するという。騒がしい街中でも快適な通話を実現する「トリプルくっきりトーク」や通話相手の声をゆっくりとした速度に調整して聞き取りやすくする「スロートーク」機能も新たに備えた。トリプルくっきりトークは、裏面に備えるもう1つのマイクで自分の声以外の音、つまり騒音とされる音を拾って解析することにより快適な通話環境を実現する。

 カメラはAF付きの320万画素CMOS。SH905iVでは非対応だったGSMの国際ローミングにも対応し、世界158の国や地域(2008年5月27日現在)でそのまま利用できるようになった。残念ながら906iシリーズでは唯一GPSに非対応となる。

photophoto 1677万色表示対応の3.3インチフルワイドVGAディスプレイ。赤や緑色を特に美しく表現できるという
photophoto 立体的な柄が特徴の背面。ディスプレイの裏面に有機ELのサブディスプレイを配置する(左)。ダイヤルキーの配置は[MULTI]キーや[TV][ECO]キーを含めてSH905iTVと同一。決定キーの中に光センサー型TOUCH CRUISERを内蔵する。NTTドコモロゴは新しいデザインのものだった。NTTドコモは2008年7月1日にコーポレートブランドロゴとコーポレートカラーを一新する
photophoto 本体左側面にキー類はない。右側面はmicroSDスロット、左右キー、[プッシュトーク]キーがある
photophoto 本体上面の左側にワンセグ用ロッドアンテナ、右側にストラップホール(左)、下面に充電・通信端子を備える(右)
photophotophoto 通知LEDはこのように光る
photo バッテリーは3.7V/790mAhの「SH18」型。連続待受555時間(3G)、連続通話200分(3G)を実現する
「AQUOSケータイ SH906iTV」の主なスペック
機種名 AQUOSケータイ SH906iTV
メーカー シャープ
ボディ形状 サイクロイド
本体サイズ(幅×長さ×厚さ) 115×51×19.5ミリ
重量 約143グラム
連続待受時間(3G) 約555時間
連続待受時間(GSM) 約290時間
連続通話時間(3G) 約220分
連続通話時間(GSM) 約170分
連続テレビ電話時間 約110分
メインディスプレイ 3.3インチフルワイドVGA液晶(480×854ピクセル) 1677万7216色
サブディスプレイ 0.8インチ(39×96ピクセル)有機EL
メインカメラ 320万画素CMOS
AF
サブカメラ 11万画素CMOS
外部メモリ(動作確認済み最大容量) microSD(2Gバイト)、microSDHC(8Gバイト)
ダイヤルキー以外の入力・操作デバイス 光TOUCH CRUISER
Music&Videoチャネル
ビデオクリップ(10Mバイトiモーション)
ワンセグ
Flashバージョン Flash Lite 3.0
Flashバージョンフルブラウザ対応
Windows Media Video
動画・画像2Mバイトアップロード
FOMAハイスピード ○(3.6Mbps)
ポケットU
ホームU
Blu-rayレコーダー(ソニー製)映像転送
デコメアニメ/デコメピクチャのFlash 対応
2in1
着もじ
プッシュトーク(◎は接続時間短縮対応)
WORLD WING ○(3G+GSM)
しゃべって翻訳プリイン(◎は英語/中国語をプリインストール)
DCMX/iDアプリプリイン(◎はDCMXアプリ単独で設定可能)
iCお引っこしサービス
着うたフル(◎はうた・ホーダイ対応にも対応)
ミュージックプレーヤー ○(WMA)
直感ゲーム ○(しゃべる、振る・傾ける、体を動かす)
メガゲーム
GPS
地図アプリプリインストール(◎は災害時地図アプリ対応)
モバイルGoogleマップ プリイン
ケータイお探しサービス
電話帳お預かりサービス
おまかせロック
バイオ認証
緊急通報「エリアメール」
シンプルメニュー・拡大メニュー
拡大もじ
ダイレクトメニュー
通話機能 トリプルくっきりトーク、スロートーク
iチャネル
ドキュメントビューア
ソフトウェアアップデート(◎は自動更新対応)
カラー Black、Silver、Pink
発売日(5月27日現在) 2008年6月〜7月

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