調査リポート
» 2008年08月30日 02時15分 UPDATE

オリンピックをワンセグで見た人は約20%――五輪開催時のケータイ利用動向

KLabが北京オリンピックにみる携帯電話の利用動向を調査。オリンピックをワンセグで見たユーザーは約20パーセントで、オリンピックを機にワンセグ対応機に機種変をしたのは1パーセントにとどまった。

[ITmedia]

 KLabは8月29日、無料ポイントサイト“ケータイコイン”のユーザーを対象に行った「北京オリンピックと携帯電話の利用動向」に関する調査結果を公表した。調査のサンプル数は7664ユーザー。

 この調査によれば、オリンピックを見るためにワンセグ対応端末を利用した人は全体の20パーセント程度で、ワンセグ端末におけるスポーツ視聴の需要の低さがうかがえる結果となった。中でも、ワンセグ無しの端末からワンセグ搭載機に機種変更をして視聴したのは1パーセントにとどまっている。

 ワンセグでオリンピックを見ない理由は、画面が小さいため点数や経過時間などのスコア表示が読みにくいことと、結果を知るには文字情報が中心のニュースサイトへアクセスする率が高いことが考えられるという。

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 オリンピック観戦をきっかけにとった行動については、年齢層が高いほど「テレビを観るために早く家に帰った」と回答。次いで「携帯で番組表を見た」という結果が得られた。あくまで家でテレビを見るまでのつなぎとして、携帯電話が利用されているようだ。一方で、若年層ほどリビングなど家の中でワンセグを見るケースが目立ち、リビングのテレビを見ながら、または何かをしながらワンセグ端末を利用する傾向がうかがえた。

 オリンピック開催年には、テレビやPCなどデジタル家電の販売台数が伸びる傾向にあるが、今回は「テレビを買った/買い換えた」「DVDレコーダーを買った/買い換えた」人は全体の4パーセントで、もっとも購買意欲が高いと思われる30代から40代の層でも、テレビとDVDレコーダーをあわせて10パーセント以下という結果となった。

 「オリンピックの感動や興奮をどう共有したか」という質問については、20代から30代を中心に「SNSや掲示板に書き込んだ」という回答が最多。また「北京オリンピックの結果を何で見たか」という質問には、文字のみのサイトが48パーセント、文字と写真を扱うサイトが35パーセントと高い比率を示した。

 利用したニュースサイトについては、ソフトバンクモバイルユーザーの回答者が10パーセントに満たないながらも「Yahoo!ニュース」の利用率が突出していたという。有料情報サイトでは、大手一般紙系列の携帯サイトが健闘し、「NEWS読売・報知」は2〜4パーセント、「朝日・日刊スポーツ」が5〜12パーセントとなった。

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 ニュースサイトではなく「SNSや掲示板、無料のニュースサイトから情報を得た」と答えた人の情報源を見ると、10代と20代では「モバゲータウン」「mixi」などSNSが圧倒的。またauの「EZフラッシュニュース」が13〜18パーセント、NTTドコモの「iチャネル」が5〜11パーセントとなり、待受画面への情報配信サービスも有効であることが分かった。

 30代から50代にかけては、4キャリアの公式メニューでサービスを提供している無料ニュースサイト「News Cafe」や「Sports@nifty」などのニュース専門サイトが好んで閲覧されているようだという。

 なお今夏はオリンピックだけでなく、第90回全国高校野球選手権記念大会も注目を集めたが、これらスポーツイベントをきっかけに有料情報サイトへ登録したかどうかという質問には、10代では55パーセントがなんらかの有料情報サイトに登録したと回答した。

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