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» 2009年04月20日 20時12分 UPDATE

荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ:今までで一番「デジカメっぽい」かも――「Cyber-shotケータイ S001」 (1/3)

デジカメケータイの中でも好調に売れているauの「Cyber-shotケータイ S001」。「おまかせシーン認識」など機能面の向上や、“画素数アップ”だけではない画質の向上、さらにデジカメらしいボディデザインも相まって“Cyber-shot”の名にふさわしいモデルに仕上がっている。

[荻窪圭,ITmedia]

 au向けCyber-shotケータイの第2弾「Cyber-shotケータイ S001」が登場した。先代はNTTドコモとauの2キャリアからリリースされたが、今回はauのみだ。

 auの前モデル「W61S」は自動開閉式のレンズカバーがついていたが、S001はレンズカバーの開閉が手動となり、カメラモードのオン/オフと連動した。これはいい。レンズ保護という意味でもCyber-shotらしさという意味でも、また瞬時に感覚的にカメラ機能を起動できるという意味でも、好感が持てる。

 ではさっそく使ってみよう。

デジカメにしか見えないデザイン

 デザインはW61Sよりターゲットとする年齢が少し上がった印象を受ける。特にレンズのある裏面は非常に凝っていて、「それはデジカメだよね? ケータイには見えない」と数人から言われたほどだ。実際、カメラ機能を使ってみると、スライド式ボディの前面に備わる十字キーや通話キーなどを使って“デジカメっぽい”操作ができる。

photophoto カメラ面は非常にすっきりしたデザインで、レンズカバーをスライドするとカメラになる。バッテリーカバーの境目がレンズカバーに隠れていて見えないなど細かいところに凝っていて、前モデルよりターゲット年齢は上がった感じ。microSDカードのスロットはバッテリーカバーの中にある
photo 大きな楕円のボタンがシャッターで、その横に再生ボタン(フォトビューアー)がある

 レンズカバー以外でW61Sと大きく変わったのは、撮像素子が8.1MピクセルのCMOSセンサーになったこと。ソニー製の「Exmor」センサーを搭載しているほか、レンズはF2.8で、画角は35ミリ相当(35ミリカメラ換算)なのはW61Sと同様だ。

 もう1つ、カメラとしての機能も大きく進歩した。本職Cyber-shotがウリにする顔認識やスマイルシャッター、そしておまかせシーン認識(iSCN)が使えるようになっている。

photo 3.3インチのフルワイドVGA画面はかなり大きく、左右の端に情報エリアがあって便利。AFは9点で、ピントが合った個所が緑色になる。各種キーがボディ前面についていて、デジカメ感覚で操作できるのもよし
photo メニューに割り当てられたアプリキーを押すと画面一番左のアイコンがそのままメニューになる。これは分かりやすくてよい
photo S001のポイントは撮影モードの使い分け。おまかせシーン認識(iSCN)はデフォルトにしてもよかったと思う。その右がスマイルシャッター、その右がBestPic(7枚連写)、一番右が高感度モードと、どれも便利
photo AFや手ブレ補正、撮影補助線(格子線)など細かな設定ができる

 iSCNをオンにすると、手ブレ補正がオートになり(その分、少し画角が狭くなる)、顔を検出したら自動的に人物モードになり、風景を撮ると判断したら自動的に風景モードになる。非常に便利で、デフォルトでこのモードになってないのが不思議なくらいだ。

 では人物作例からいってみよう。

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