米Evernoteは6月6日(現地時間)、クラウドベースの情報ツール「Evernote」のAndroidアプリをバージョン5.1にアップデートし、リマインダー機能を追加したと発表した。この機能はMac版、iOS版、Webアプリ版には5月23日に追加されている。
ノートの作成画面に目覚まし時計アイコンが表示されるようになり、これをタップすることで日時を指定し、指定したタイミングでプッシュ通知を受け取るリマインダーとして使えるようになる。
例えば、旅行の持ち物リストのノートを出発1時間前に表示するように設定しておき、荷物を再確認する、といった使い方ができる。
他のプラットフォームで作成しておいたリマインダーも、Android端末で表示できる。リマインダーを設定したノートは、ノートブックリストの上部に優先的に表示され、リマインダーノートが複数ある場合は、日付順に並べ替えることもできるので、簡易予定表として利用することもできる。
Android版では、日時設定画面がiOS版やWeb版と異なるユニークなものになっている。下の図のように、時間はオレンジ色のスライダーを左右に動かすことで、日付は円上を指でなぞることでそれぞれ設定する。
今回のアップデートでは、リマインダー機能の他に、ノートビューでのコピー&ペースト機能の改善、マルチショットカメラで撮影した写真の表示順の修正、日本語サポートの強化などが行われた。
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