フリスクケータイに続く?――“ミンティアスマホ”を夢想するふぉーんなハナシ

» 2014年03月17日 23時49分 公開
[平賀洋一ITmedia]

 最近のスマートフォンは大画面が進み、現在のAndroidラインアップは5インチクラスの端末が中心。さらには6インチクラスのディスプレイを搭載したファブレットも登場するなど、画面とボディが肥大化傾向にあります。Appleの次期iPhoneもディスプレイサイズを拡大する――というウワサも出てきました。

 画面が大きくなることのメリットは分かりますが、モバイル機器なら持ちやすさと持ち運びのしやすさも重視したいもの。片手操作にちょうどいい4インチクラスのモデルも選択肢としてありますが、もっと思い切ったサイズ感のスマホがあってもいいのではないでしょうか。

photophoto フリスクケータイこと「ストラップフォン WX03A」
photo 後継モデルの「ストラップフォン2 WX06A」

 思い切ったサイズといえば、“フリスクケータイ”として話題になったエイビット製PHS「ストラップフォン WX03A」「ストラップフォン2 WX06A」の2機種が挙げられます。清涼菓子のフリスクとほぼ同じ大きさのボディに、通話とメール(WX03Aはウィルコムメールのみ、WX06AはEメールも対応)というシンプルな機能を搭載した超小型モデルです。

 フリスクサイズのケータイがあったのなら、と思い付いたのが、ライバルである「ミンティア」サイズのスマートフォン。果たしてこのサイズにタッチパネルディスプレイやバッテリー、カメラ、各種アンテナが収まるのか? そんな技術的な課題はとりあえず脇に置いておいて、実在したならどんな使い勝手なのか試してみました。

photophoto ふんふーん、ふんふんふん。ふーん。
photo ボクにもできた!

 iOS、Android、Windows Phone、Firefox OSのスクリーンショットをシール用紙に印刷してミンティアのケースに貼り付け、手にしてみると……あれ、意外にイケル。“ディスプレイ”の対角線は約8センチで、インチに換算すると約3.1インチ。初代iPhoneのディスプレイは3.5インチ、そしてNTTドコモのHTC製Androidスマホ「HT-03A」はディスプレイが3.2インチでした。さらにさかのぼると、フルタッチ操作のフィーチャーフォンだったソフトバンクモバイルのSamsung電子製「OMNIA POP SoftBank 931SC」のディスプレイは3.06インチ。なるほど、画面だけ見ればムリなサイズじゃないのは歴史が裏付けていますな。

photophoto これは……意外にまとも? (ディスプレイが曲がって見えるのは製造上の問題です)
photophoto 調子に乗って作ったWindows PhoneとFirefox OSのモデル。ホームボタンの数とかはテキトーです

 しかしボディ全体のサイズはかなりムリがある感じ。スマートフォンがここまで薄く・小さくなったら、まさに夢のようですね。

photophoto 夢がMORIMORI。片手で4回線を使いこなせるサイズ感……
photophoto フリスクケータイの実機がないので、ノベルティのフリスクケータイ風フリスクケースと比較
photo iPhone 5sとの違い。こうしてみるとヒドすぎる(いい意味で)

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