Lenovoは、10月30日(現地時間)にGoogleからMotorola Mobility(以下、Motorola)の買収を完了したと発表した。今後、Motorolaの製品ラインアップ「Moto X」「Moto G」「Moto E」「DROID」シリーズや今後開発を予定しているロードマップをLenovoが取り扱うことになる。Lenovoは、Motorola事業を4〜6四半期で黒字に転換する予定だ。
Motorolaは、レノボの完全子会社となり約3500人の社員はレノボが受け入れる。Motorolaの取締会議長はLenovo Mobile Business Groupエグゼクティブバイスプレジデントのリュウ・ジュン氏が兼任する。Motorola社長兼COOのリック・オステーロー氏は買収完了後も留任する。
なお、レノボ・ジャパン代表取締役社長のロードリック・ラビン氏は、今回の買収完了に伴いコメントを出しているが、この中で、日本市場におけるMotorolaブランド製品の投入について、具体的な計画には言及していないものの、「日本のスマートフォン市場への将来的な参入の可能性に向けて、戦略的な形で計画を練ることが可能になった」と述べている。
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