NTTドコモのシャープ製スマートフォン「AQUOS ZETA SH-04H」は、約5.3型のフルHD表示「ハイスピードIGZO」ディスプレイと、約2260万画素の高画質カメラを搭載したハイエンドモデル。これまでの狭額縁「EDGEIST」スタイルからデザインを一新し、メタルフレームとガラスパネルによる、持ちやすくスリムなデザインを採用した。2015年6月上旬の発売を予定している。
ボディーカラーはグリーン、ブラック、ホワイトの3色。表側全体にはフチを2.5D曲面加工したCorning Gorilla Glass 4を搭載。側面のアルミフレームも滑らかな形状で、本体カラーごとに合わせた色を採用している。
サイズは約73(幅)×149(高さ)×7.6(奥行き)ミリ。従来モデル(SH-01H)より横幅が1ミリ狭く、厚さは0.3ミリ薄くなったが、それ以上に丸みを帯びた形状により、手のひらへの収まりや握りやすさが大幅に向上した。
電源キーと音量キー、指紋センサーは右側、microSDカードとSIMカードスロットは左側に搭載。IPX5/8、IP5Xの防水・防塵(じん)性能に対応。本体上部のヘッドフォン端子、本体下部のマイクロUSB端子ともにキャップレス仕様だ。ワンセグ/フルセグ、おサイフケータイ(FeliCa)も利用できる。
ドコモの新サービスは、高音質通話の「VoLTE(HD+)」とタッチ操作なしで通話関連の操作が可能な「スグ電」、利用者の操作内容から端末利用のヒントを表示する「おすすめ使い方ヒント」に対応。なお、LTE周波数3波のキャリアアグリゲーションには対応しているが、受信最大速度は337.5Mbpsとなっている。
画面は従来モデルと同じく、5.3型フルHD(1080×1920ピクセル)のハイスピードIGZO液晶を搭載。動画ファイルや画面のスクロールを秒間120コマ表示で滑らかに表示できるのに加え、画面が静止した状態ではフレームレートを自動的に落として消費電力を削減してくれる。また、ブラウザなどでは指をゆっくりスクロールすると、自動スクロールに切り替えられる「スクロールオート」機能も新たに搭載されている。
OSはAndroid 6.0、プロセッサはSnapdragon 820「MSM8996」(2.2GHz+1.6GHz 8コア)、メモリは3GBの最新仕様だ。内蔵ストレージは32GBで、最大200GBのmicroSDXCカードにも対応している。
省エネ機能は「長エネスイッチ」に刷新。画面表示やプロセッサの動作、通信を制限することにより、電池残量20%の状態でも1日持たせることができるという。
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