Pebble Time 2とPebble Coreがキャンセルか Fitbitへの売却を受け──米Bloomberg報道

» 2016年12月07日 19時45分 公開
[井上輝一ITmedia]

 米Bloombergは12月6日(現地時間)、スマートウォッチ「Pebble」を作るPebble Technologyがソフトウェア資産を活動量計メーカーFitbitへ売却する決定が近いと報じた。それに伴い、2016年5月に米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開した製品「Pebble 2」「Pebble Time 2」「Pebble Core」のうち、既に出荷したPebble 2を除いたPebble Time 2とPebble Coreの出荷がキャンセルされ、払い戻しが行われるだろうとPebbleの従業員がBloombergの取材に応えている。

Pebbleのソフトウェア資産の売却により、Pebble Time 2とPebble Coreは日の目を見ることがないかもしれない──

 Kickstarterから配信されている出資者向けの近況報告では、10月1日のPebble 2出荷のお知らせの後、10月22日にPebble Time 2の品質を検査中だという報告があった。しかしそれ以降製品に関する近況報告はなく、Kickstarterのプロジェクトページでは「どうりで音沙汰がなかったわけだ」など、出資者たちの落胆(らくたん)のコメントが寄せられている。

10月22日の近況報告ではPebble Time 2の品質を検査している様子だったが、それ以降アップデートはなかった

 なお、執筆時点でPebble公式サイトやKickstarterのページに出荷停止に関する更新はない。

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