7月はauの新料金プランが大きな話題を集めました。
「auピタットプラン」は1GB〜20GBの5段階で自動で通信料が決まる形になり、同じ容量でも従来プランより安くなりました。20〜30GBの「auフラットプラン」も、従来の20〜30GBプランより大幅に安くなりました。
一方で、新プランには「毎月割」が付かず、さらに「テザリングオプション」が2018年4月以降は有料になるなど、注意点もあります。さらに、組み合わせられる音声プランが3種類あり、「ビッグニュースキャンペーン」や「auスマートバリュー」との組み合わせによっても料金が変わるという……。最初にニュースリリースを見たときに、「え、えーと……」と混乱したのは私だけじゃない……はずです。
ドコモが導入した「docomo with」は、毎月1500円をずっと割り引くというシンプルな内容ですが、auの新プランは正直いくら安くなるのかが分かりにくく、これは売場でも混乱するんじゃないかと心配しています。
私も新プランへの乗り換えを検討しているのですが、機種変更の予定がないのでビッグニュースキャンペーンの割り引きが受けられず、どれだけ安くなるのか(そもそも安くなるのか)が分からなかったので、Excelに現プランと新プランの料金を入力して比べてみました。その結果、条件付きではありますが、新プランの方が安くなることが分かったので、ようやく乗り換える決心が付いた次第です。
auの新プランはdocomo withに比べてプランの対象が広い分、どれだけ安くなるのかが見えにくい面があります。KDDIには、現在のプランや毎月のデータ量から、新プランでどれだけ料金が変わるのかをシミュレーションできるツールを、Webサイトや店頭で用意してほしいですね。
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