音声+データ込みで月額2980円から 「au ピタットプラン」提供【更新】

» 2017年07月10日 10時05分 公開
[田中聡ITmedia]

 KDDIは、7月14日から新料金プラン「au ピタットプラン」の提供を開始する。

 au ピタットプランでは、利用したデータ量に合わせて、音声とデータ通信込みで、月額2980円(税別、以下同)からの5段階の定額料金が自動で適用される。

au ピタットプラン データ容量に合わせて支払額が5段階で変動。図の料金は音声とデータ込み

 音声プランは、「スーパーカケホ」「カケホ」「シンプル」の3種類を適用できる。スーパーカケホは5分以内の国内通話、カケホは時間制限なしで国内通話がかけ放題になるプラン。シンプルは、20円/30秒で通話が利用できる従量課金のプラン。

 スーパーカケホの場合、月額料金は1GBまでが3480円、2GBまでが4480円、3GBまでが5480円、5GBまでが6480円、20GBまでが7480円。

au ピタットプラン

 カケホの場合、月額料金は1GBまでが4480円、2GBまでが5480円、3GBまでが6480円、5GBまでが7480円、20GBまでが8480円。

au ピタットプラン

 シンプルの場合、月額料金は1GBまでが2980円、2GBまでが3980円、3GBまでが4980円、5GBまでが5980円、20GBまでが6980円。

au ピタットプラン

 auを新規契約または機種変更をするときに、au ピタットプランに加入する「ビッグニュースキャンペーン」により、翌月から1年間、月額1000円を割り引く。これによって、スーパーカケホとシンプルを組み合わせた場合は、1GBまでは月額1980円で利用できる。また「auスマートバリュー」を適用することで、永年500円または1000円を割り引く。

 1GB、2GB、3GB、5GB、20GBには自動で段階が上がり、20GBに達した時点で速度制限がかかる。

「毎月割」は適用されず

 au ピタットプランは、毎月の利用料金から割り引く「毎月割」の対象外。毎月割の適用期間中にau ピタットプランに変更すると、毎月割は終了となる。

 なお、KDDIはau ピタットプラン契約者向けに、端末代金を実質半額とする「アップグレードプログラムEX」を提供する。

対象機種

 au ピタットプランの対象機種は、auのLTE対応Androidスマートフォン。iPhoneについては、現在iPhoneを利用している人はau ピタットプランに変更できるが、iPhoneに新規契約または機種変更する場合は対象外となる。

新プラン提供の狙い

 KDDIの田中孝司社長は、新料金プラン提供の狙いとして、「月々の料金を安くしてほしい」「自分の使い方にマッチした料金がない」という2つのニーズを満たすためと説明する。

au ピタットプラン 新料金プランについて説明する田中孝司社長

 KDDIの調査によると、データ定額プランを適正に利用できているユーザーは約2割しかおらず、約2割強のユーザーはデータが足りない、約5割のユーザーはデータを余らせているという結果が出たという。そこで、月々のデータ利用量に応じて自動で支払額が変動するプランを採用した。

 毎月割がなくなって端末代が高くなるのでは? という懸念に対しては、48回の分割払いを可能にし、毎月390円(不課税)を24回払うと、割賦代金の半額を免除する「アップグレードプログラムEX」で解消する、とした。

 なお、現行のプランも引き続き利用できるが、「ほぼ新プランがお得だと思う」(田中氏)とのこと。

au ピタットプラン 料金は現行プランより安い

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