ドコモの2画面スマホ「M Z-01K」をじっくり試す ガジェクラ以外でも買い?(3/3 ページ)

» 2018年01月30日 06時00分 公開
[島徹ITmedia]
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2画面はハマれば便利! 利用スタイルを大きく選ぶスマホだ

 最後に、M Z-01Kは買いのスマホなのかを考えたい。スマホマニアは悩まず買うので問題はない。だが、日常利用するスマホとして買うとなると、2画面と高い性能は魅力的だが、2画面に飽きたらただの重たいスマホではという不安もある。悩みを解決するには、現在の利用スタイルを確認するといいだろう。

 おすすめは、日常で電子書籍やGoogleマップの利用が多い、複数のアプリを切り替えて使うことが多いなど、スマホ向けアプリやコンテンツを存分に楽しんでいる人だ。いろいろなアプリを楽しんでいるが、自宅や外出先で座った時は「タブレットのような大画面が欲しい……」と思いがちな人にはピッタリだ。

 一方で、2画面モードは通勤時など移動時の利用には向いていない。というのも、2画面に開いた状態だと必ず両手で支えて持つ必要があるからだ。混雑が多く、せわしない都市部の通勤で活用するのは難しいだろう。片手で握れる大画面スマホならGalaxy Note8(6.3型)といった別の選択肢もある。M Z-01Kを買うなら、通勤時は折りたたみ、自宅などプライベートではゆったり2画面モードで使うシーンをイメージできるか確認した方がいいだろう。

M Z-01K 左から「Galaxy Note8」「M Z-01K」「Xperia XZ」だ。片手で握れる大画面なら、Galaxy Note8という選択肢もある

 とはいえ、M Z-01Kは見て気に入った人は、もろもろの問題を気にせず勢いで買うようなスマホだ。保護ケースが発売されるのか分からない、なんていうのもわずかな問題といえる。他の人がまず持っていない個性的スマホが欲しいならおすすめの端末だ。

ルーツとなる4年前のNECカシオ製「MEDIAS W」と比較してみた

 最後に、この2画面構造のルーツとなる、2013年4月発売のNECカシオモバイルコミュニケーションズ製のAndroidスマホ「MEDIAS W N-05E」とも少し比較しておこう。5年近く前に同じくドコモから発売されたモデルで、コンセプト自体はM Z-01Kに近い。

M Z-01K 左が「M Z-01K」、左が「MEDIAS W N-05E」。同じ構造に見えるが、スマホの本体部分の位置などが異なる
M Z-01K 画面はM Z-01Kが5.2型の2画面で合計6.3型相当、MEDIAS W N-05Eは4.3型が2画面で5.6型相当の大きさになる

 現在のM Z-01KはAndroidスマホの標準機能で2画面にアプリを表示でき、大画面かつ明るい液晶と余裕のある処理性能で快適に利用できる。だが、MEDIAS W N-05EはAndroidスマホが機能と性能ともに発展途上の時期に登場した製品だ。このため、2画面という仕様もあって、今と比べるとアプリの動作のもたつきや、起動できるアプリの制限など不満点は多かった。Android OSがマルチウィンドウに対応したのも近年の話だ。

 利用するアプリやコンテンツについても、当時は電子書籍だと日本にKindleが参入して数カ月たったぐらいで、多くの人がスマホのコンテンツやアプリを使いこなす少し前の時期だった。いってしまえば、世に出るのが早すぎたスマホだった。

 だが、M Z-01Kが発売された現在では、多くの人が複数のアプリを活用し、電子書籍やブラウザ、さまざまなコンテンツを楽しむなど2画面を活用するシーンの土壌はできている。もしかしたら、M Z-01K今後のスマホの利用スタイルを大きく変える製品になるかもしれない。

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