スウェーデンSpotifyは11月13日(現地時間)、iOS版「Spotify」アプリをバージョン8.4.79にアップデートし、「Apple Watch」アプリを追加したと発表した。向こう数週間をかけてローリングアウトしていく。
Apple Watchアプリでは、接続しているiPhoneで再生中のSpotifyの音楽をコントロールできる。iPhoneをSpotifyに対応するスマートスピーカーなどのリモコン代わりに使う機能「Spotify Connect」にも対応するので、Apple Watchでスマートスピーカーの音楽をコントロールすることも可能。
ただし、Apple Watchに音楽をダウンロードしたり、オフラインで音楽を再生する機能はまだない。また、LTE対応のApple WatchからBluetooth接続したヘッドフォンに音楽を飛ばすこともできない。これらの機能は将来的には追加するとSpotifyは説明している。
アプリが使えるようになると、Spotify利用中、Apple Watchの画面はAppleの「Now Playing」ではなくSpotifyの画面になり、ここで音楽の一時停止やスキップ、15秒の巻き戻し(ポッドキャスト再生中に便利)などができるようになる。
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