ファーウェイが声明 「製品に余計なものが見つかった」報道は「事実無根」と否定

» 2018年12月15日 23時46分 公開
[田中聡ITmedia]

 ファーウェイ・ジャパンが12月14日、「製品のセキュリティ上の懸念に関する根拠のない報道について」と題したプレスリリースを発表した。

 一部報道の「製品を分解したところ、ハードウェアに余計なものが見つかった」「仕様書にないポートが見つかった」といった記述や、それらがバックドアに利用される可能性について「まったくの事実無根」と否定した。「日本に導入されているファーウェイの製品は、ファーウェイならびに日本のお客さまの厳格な導入試験に合格している」と反論している。

ファーウェイ・ジャパン ファーウェイ・ジャパンの声明

 FNN PRIMEは12月7日に「与党関係者によると、『政府がファーウェイの製品を分解したところ、ハードウェアに“余計なもの”が見つかった』」と報道(関連リンク)。日経新聞は12月12日に「通信機器に、仕様書にないポート(通信の出入り口)が見つかった例がある」というサイバーセキュリティの専門家のコメントを掲載(関連リンク)。ファーウェイの声明は、これらの報道を指したものと思われる。

 米国政府はHuawei製品の政府調達を禁止している他、オーストラリアとニュージーランドもHuawei製5G設備の使用を禁止する意向を表明するなど、Huaweiにとっては逆風が吹く状況が続いている。12月10日には、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が通信設備から中国製品を事実上除外する方針を固めたと共同通信が報じた(関連リンク)が、3キャリアは「現時点で決まった事実はない」とコメントしている。

 ファーウェイは「サイバーセキュリティの重要性を認識し、事業を展開する全て国や地域の法規制や国際電気通信規格を順守している」とした上で、「自社の商業的利益をこれ(サイバーセキュリティ)に優先させることは決してない」と断言している。

ファーウェイ・ジャパン

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月16日 更新
  1. 専用充電器はもう不要? 中韓スマホから国内勢まで巻き込む「USB PPS」急速充電の新常識 (2026年07月14日)
  2. 日本通信がMVNOサービスでシェア5位に 月額290円からの“合理的プラン”が好調 (2026年07月15日)
  3. LINEの新「プレミアムブロック」で完全な“絶縁”が可能に? 従来のブロック機能との決定的な違い (2026年07月15日)
  4. なぜ「ドコモ銀行」じゃない? 「ドコモSMTBネット銀行」の名称に隠された通信と金融の“パワーバランス” (2026年07月15日)
  5. 誤爆で「ワインが20本も届いちゃう」 押せば注文できる“Amazon Dash Button ”とは何だったのか (2026年07月11日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. モトローラ初の横折りフォルダブルスマホ「razr fold」が日本上陸 おサイフケータイ対応で29万9800円 (2026年07月15日)
  8. “QR切符”は改札をスムーズに通過できる? 「ゆりかもめ」が導入し話題、メリットは何か (2026年07月15日)
  9. アバター通話アプリ「POPOPO」、開始からわずか半年でサービス終了へ (2026年07月15日)
  10. 日本のテスラで解禁された対話型AI「Grok」を試してみた 従来のカーナビを圧倒する異次元の利便性 (2026年07月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー