デスクトップを凌駕する最高のパフォーマンスを示すノートPC――LaVie G タイプC(1/3 ページ)

» 2004年06月23日 17時45分 公開
[土田一彰,ITmedia]

 高級感のあるデザインやハイパフォーマンスが魅力だった「LaVie C」だが、今年の夏モデルからは店頭での販売がなくなり、「LaVie G タイプC」(以下、タイプC)として、NEC Direct限定で継続販売されている。

LaVie G タイプC

 これまで紹介してきた「LaVie G タイプN」や「LaVie G タイプS」などのように、特に目新しい機構やデザインが採用されたわけではないが、その最大の魅力は、何といってもパフォーマンスの高さにある。まずは、タイプCの基本仕様から見ていこう。

 ノートPCには、大きく分けて、モバイル型、据え置き型、また、このところはどちらの利用スタイルも両立するモデルなどもあるが、タイプCはA4フルサイズ、約4.3キロの完全な据え置き型モデル。HDDと光学ドライブに加えて、FDDも標準搭載するいわゆる3スピンドルノートだ。そのため、CPUには省電力よりもパフォーマンスを優先したモバイルPentium 4が採用されている。

 周波数は3.20GHzと2.80GHzの2種類が用意され、いずれもハイパースレッディング・テクノロジに対応したハイエンドなプロセッサだ。パフォーマンスを優先したCPUではあるが、拡張版 Intel SpeedStepテクノロジをサポートし、CPUの動作状況に応じて、動作クロックや電圧が自動的に切り替えられれる省電力機能も搭載している。ただし、同じノート用のCPUでも、モバイル向けのPentium Mプロセッサに比べると、バッテリ駆動時においても高いパフォーマンスを実現可能だ。

 メモリには、PC2700対応のDDR SDRAMを256Mバイトから最大2048Mバイトまで搭載が可能。HDDは、約40Gバイト/約60Gバイト/約80Gバイトを選択可能となっている。グラフィックスチップは共通で、ATI TechnologiesのMOBILITY RADEON 9600 PROを採用。ビデオメモリは64Mバイトを搭載し、高度な3D描画性能を有している。

ベンチマークテストで驚きの高スコアを記録

 例によって、PCMark04をはじめとするベンチマークを実行したが、その結果は、ノートPCとは思えないほどの高スコアをマークした。使用したテストマシンは、CPUにモバイルPentium4/3.20GHz、メモリ512Mバイト、約80GバイトHDDなどを搭載したモデルだ。

PCMark 04
CPU4704
Memory3365
Graphics1862
HDD3000

3DMark03
1024×768ピクセル32ビット2508

FINAL FANTASY XI Official BenchMark 2
Lowモード5031
Highモード3481

 特に数値が高いのが、PCMark04のCPU ScoreとGraphics Scoreだ。この二つに関しては、ノートPCとして最高レベルの性能であるばかりでなく、デスクトップ機のハイエンドモデルと同等であると言える。

 今回検証したLaVieシリーズはもちろん、VALUESTARシリーズでおこなったベンチマークテストと比較しても、CPUとグラフィックス性能に関しては、トップレベルのスコアとなった。本機が最もクロック周波数の高いCPUを搭載しているということもあるが、それを差し引いても、デスクトップ機のハイエンドモデルに匹敵するパフォーマンスを実現できることは間違いないだろう。

 グラフィックスに関しては、FINAL FANTASY XI Official BenchMark 2のLow(低解像度)モードでは5000を超えるハイスコアをたたき出した。同ソフトの指標では、4000以上のスコアで、快適なプレイが可能で高解像度モードでもストレスなく動作するとされている。

 そもそも、本機は「FINAL FANTASY XI推奨モデル」の認定も受けているので、快適な動作はお墨付きなのだが、ベンチマークテスト結果でもそれが実証されたと言えるだろう。高解像度モードでのベンチマーク画面も、コマ落ちなどがまったくなく、スムーズに再生されていた。

 もちろんゲームだけでなく、以上のようなハイパフォーマンスを実現するCPUとグラフィックの強力な組み合わせにより、映像や画像、音楽などのマルチメディア関連のデータ編集・加工といった分野などでも、その性能がいかんなく発揮されるはずだ。

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