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» 2005年01月17日 06時00分 UPDATE

キャプチャーカードPC録画の逆襲――Wチューナー「GV-MVP/RX2W」複数枚差しで録画しまくる快感(前編) (3/3)

[坪山博貴,ITmedia]
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番組表ツールをフル活用、複数同時録画予約も再生もPCのメリットを活かす

 複数番組の同時録画が可能となると課題になるのは、録画予約や録画済番組の管理であろう。

 ある番組を一度だけ録画するのであれば、予約作業は時系列(録画開始時間順)に一覧できればおおむね把握できるだろうが、複数番組録画を行うとなるとそうもいかない。時系列の一覧では、どの時間帯にチューナーが空いていて、さらに録画予約が可能なのかが把握しにくいためである。

 録画予約設定や録画番組を管理するのは「mAgicガイド」で、EPG(電子番組表)にはネットからダウンロードする「ADAMS-EPG+」を採用する。もちろんiEPGでの予約もサポートされているが、ADAMS-EPG+を利用したmAgicガイドで行う方が、ダウンロードタイプのメリットをフル活用できるため明らかに使いやすい。

photo mAgicガイドによる番組表表示インタフェース。予約済み番組は赤い帯付で表示される

 これは1280×1024ドット(SXGA)表示対応のディスプレイにフルスクリーンで表示した場合だが、このように関東地区ならVHF帯の7局、9時間分を、番組情報を十分把握できる形で1画面で一覧できる。設定を変更すればさらに一覧性を高めることも可能だ。

 そして番組表上において、ワンクリックで録画予約が行えることはもちろん、PCならではの高い一覧性を活かして、そのまま予約一覧にも、録画済番組の一覧にもなるところが見やすい。

 今現在より将来の時間帯では、録画予約された番組には予約済みを示す赤い帯が表示され、過去の時間帯では録画済み番組を表示する仕組みになっている。

 これにより、いつどの番組が録画されるか、そしてどの番組がいつ録画されたのかということも非常に把握しやすい。将来の番組をダブルクリックすれば録画予約、過去の録画済みないし録画中の番組表部分をダブルクリックすれば再生と、極めて直感的に操作できるのはかなり好印象である。

photo 現在より過去の時間帯を表示させると、このように録画済み番組のみが表示される。少なくとも同時録画をしまくった場合には単なる一覧より番組を探しやすいはず
photo さらに検索機能も統合されている点が便利だ。このように録画済み番組と放送予定の番組の両方をまとめて検索する事も可能。ちなみにこの画面は2005年1月5日に検索を実行したもの

 録画予約に使用するカードないしチューナーは、予約時に空いているチューナーに自動的に割り当てられるため、録画予約時であってもとくに同時録画であることを考慮する必要はない。もちろん予約設定ごとにチューナーを指定することもできるが、チューナーごとに録画品質に大きな差があるわけではないので、あまり意味はなさそうだ。

 なお対応同時録画数を超えた場合に、今回の構成では重なる時間帯に5番組めを録画予約を行おうとした場合には警告が表示され、ほかの予約をその場でキャンセルして録画予約を設定するなどの設定を行う。

photo 録画予約時にはチューナー(デバイス)を明示的に指定できるが、通常は自動のままで困らないはずだ。どのチューナーがどの番組を録画するかは、録画中と次の録画予定の番組はmAgicマネージャーの設定中で確認できる

 ただしちょっと気になるのは、録画予約設定に毎日、あるいは毎週といった「繰り返し」設定や、「録画延長」といった要素がないことだ。6番組まで同時録画が可能ということでロジックがかなり複雑になるためかもしれないが、少々気になる面ではある。もちろん「繰り返し」に関しては、「おまかせ録画」機能を活用することでカバーはできるのだが。

(編集部注:1月20日に公開されたVer1.11のサポートソフトにより、毎週、曜日や時間を指定しての録画予約が行える「継続予約」機能が搭載された。同社Webサイトよりダウンロード可能となっている。「GV-MVP/RX2用」、「GV-MVP/RZ2用」、「GV-MVP/RX2W用」

(後編へ続く)


 次回は、肝心の複数番組同時録画と、PCならではの拡張性を活かしたビデオサーバ的用途への応用例を紹介する予定だ。

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