ブラザー、5万円台から揃うA4レーザー複合機4モデル発表

» 2005年06月14日 15時09分 公開
[ITmedia]

 ブラザー工業は6月14日、モノクロレーザープリンタ・ファクス・コピー・スキャナといった機能を一括で備えるデジタル複合機シリーズに、従来モデルより筐体サイズをコンパクトにさせた新モデル4機種を発表した。

 ラインアップは、モノクロレーザープリンタ・ファクス・コピー・スキャナ・PC経由ファクスとLANインタフェースを備える最上位モデル「MFC-7820N」、モノクロレーザープリンタ・ファクス・コピー・スキャナ・PC経由ファクス機能を備える「MFC-7420」、モノクロレーザープリンタ・デジタルコピー・スキャナ機能を備える普及価格帯モデル「DCP-7010」、ファクス・プリンタ・デジタルコピー・PC経由ファクス(送信のみ)・電話機能を備えるオフィス向けモデル「FAX-2810」の4モデル。

 価格はMFC-7820Nが9万4500円(税込み、以下同。2005年8月1日発売)、MFC-7420が8万4000円(7月1日発売)、DCP-7010が5万2500円(7月1日発売)、FAX-2810が7万3500円(8月1日発売)。

photo MFC-7820N

 MFC-7820Nは、プリンタ・ファクス・コピー・スキャナ・PC経由ファクスとLANインタフェースを備えるデジタル複合機。本体サイズ432(幅)×395(奥行き)×294(高さ)ミリ、重量約9.5キロを実現し、パラレル/USB2.0/100BASE-TX LANインタフェースを備える。

photo パラレル/USB2.0/100BASE-TX LANを標準で装備する。また、全機種にて利用可能なIEEE802.11b対応外付けワイヤレスプリントサーバ「NC-2200W」も用意される。価格は2万3940円。
photo 前面にてすべて操作可能な各種ボタン、ファンクションキーなど。250枚セット可能な給紙カセットも本体前面下部に装備する

 プリント解像度2400×600dpi、印刷速度最大20ppm(モノクロ)、対応用紙はA4/レター/B5/A5/官製ハガキ/バイブルサイズの手帳用紙/封筒など、用紙セット可能枚数はA4普通紙で250枚。スキャナ機能は、最大600(主走査)×2400(副走査)dpi /最大9600(主走査)×9600(副走査)dpi、階調24ビット、読み取り速度はカラー:4.5ms/line、モノクロ:2.4ms/line。ファクス通信規格SuperG3に対応する。

photo MFC-7420

 MFC-7420は、プリンタ・ファクス・コピー・スキャナ・PC経由ファクス機能を備えるA4デジタル複合機。MFC-7820Nと比較し、LANインタフェースの有無、メモリ容量/ファクス通信速度と機能などが異なる以外は、本体サイズ・重量のほか、プリンタ・コピー・スキャナの基本機能は同様。

 搭載インタフェースはパラレル/USB2.0。対応OSはWindows 98/Me/NT4.0/2000 Professional/XP、MacOS 9.1-9.2/X 10.2.4以降。

photo DCP-7010

 DCP-7010は、プリンタ・デジタルコピー・スキャナ機能を備える普及価格帯モデル。プリント解像度は2400×600dpi、プリント速度は最大20ppm。スキャナ機能は、最大600(主走査)×2400(副走査)dpi /最大9600(主走査)×9600(副走査)dpi、階調24ビット、読み取り速度はカラー:4.5ms/line、モノクロ:2.4ms/line。モノクロコピー速度は最高20ppm、解像度は600×300dpi。本体サイズは432(幅)×395(奥行き)×253(高さ)ミリ、重量約8.3キロ。搭載インタフェースはUSB2.0/パラレル。

photo FAX-2810

 FAX-2810は、電話・ファクス機能を主とするプリンタ・デジタルコピー機能付き複合機。原稿読み取り幅は最大B4 252ミリ、原稿サイズ幅は最大B4 257ミリ。プリント解像度は600×600dpi。本体サイズは374(幅)×374(奥行き)×262(高さ)ミリ、重量約7.35キロ。搭載インタフェースはUSB2.0/パラレル。

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