アイ・オー、100回転倒にも耐える“Gセンサー”内蔵の耐衝撃外付けHDD「HDH-USR」シリーズ

» 2006年05月24日 15時12分 公開
[ITmedia]
photo HDH-USRシリーズ

 アイ・オー・データ機器は5月24日、傾きや衝撃を感知してヘッドを退避する“Gセンサー”を搭載するUSB外付け型の耐衝撃HDD「HDH-USR」シリーズを発表、6月中旬より順次出荷する。価格は160Gバイトモデルが1万5700円、250Gバイトモデルが2万円、300Gバイトモデルが2万4200円、400Gバイトモデルが4万2300円、500Gバイトモデルが5万3000円、750Gバイトモデルが8万5000円。

 HDH-USRシリーズは、Freescale製の3軸加速度センサー「MMA7260Q」を内蔵するUSB2.0外付けHDDで、衝撃や傾きなど転倒の前兆を感知した場合にHDDのヘッドを退避し回転モーターを停止させることでデータ破損を未然に防ぐことが可能となっている。同社では、データライト中の転倒テスト100回をクリア。またHDDを筐体に固定しないフローティング構造を採用することで、転倒時にドライブに加わる衝撃も緩和されている。

 本体前面には機能ボタン「マルチファンクションボタン」を装備。クリック/長押し動作などにより、ルートフォルダのオープンやドライブ取り外しなどの機能が利用できる(同梱ユーティリティにより機能の任意割り当ても可能)。

 添付ソフトとして、HDDバックアップソフト「HD革命 Backup」、パーティション操作ソフト「HD革命/Partition Lite」、システムドライブコピーソフト「BOOT革命USB」などが付属。同社製セキュリティ機能「iSPIS」も同梱、HDDロック機能とフォルダ暗号化機能が利用できる。

 本体サイズは約49(幅)×196.7(奥行き)×174.9(高さ)ミリ、重量は約1.2キロ。対応OSはWindows 2000 Professional/XP。

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