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» 2006年05月30日 08時00分 UPDATE

エプソンダイレクト:「徹底した“安心感”を提供したい」──直販PCメーカーのアキバ実店舗、その役割とメリット (1/2)

直販PCメーカー「エプソンダイレクト」の実店舗が東京・秋葉原にある。直販スタイルによるコストパフォーマンスの高さやラインアップの多さ、そしてBTO対応を特徴とする同社PCだが、その実店舗はどのような役割を担っているのか。今回は、「じつはパーツのバルク激安販売もやっています」というエプソンダイレクトプラザの魅力を紹介しよう。

[石川ひさよし&編集部,ITmedia]
photo 東京・秋葉原の地下鉄末広町駅から徒歩1、2分ほどの場所にある「エプソンダイレクトプラザ」

 インターネットや電話による直販スタイルをとるエプソンダイレクトのPC。それらPCのショールームを兼ねる実店舗「エプソンダイレクトプラザ」が東京・秋葉原にある。一見すると企業顧客向けの展示・商談スペースか、あるいは製品修理のための拠点店舗かと思うユーザーもいるかもしれないが、同店はPCおよびエプソングループ製品の一部(同社製リアプロTV「LIVINGSTATION」など)を展示する、一般のユーザーが気軽に入れるショールームとして機能している。

 エプソンダイレクトが運営する実店舗は、普段利用する同社のWeb直販サイトとどこが違うのか、どのようなメリットがあるのだろうか。

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 ショールーム内は明るく空間にゆとりがあり、アキバのディープなPCショップと異なるフレンドリーさを持つのが特徴だ。壁側のテーブルや中央の展示コーナーには同社が現在販売するPCの全シリーズが並ぶ。目当ての製品がどのくらいの大きさなのか、どのくらいの重量なのか、客観的に眺めるとどのような印象なのかなど、Webやカタログの写真、スペックでは判別しにくい事柄も実際に触れてみることで確認できる。なおデスクトップモデルの展示機はケース側面のパネルがクリアカバーに代えられ、PC内部のチェックも容易に行えるようになっている。

 ショールーム奥にはPCのほかに、同社製の液晶リアプロジェクションテレビ「LIVINGSTATION」シリーズのデモ展示も行われ、実際に視聴できる。このLIVINGSTATIONも同社では直販スタイルで販売する製品だが、CPUやメモリなど、スペックが分かれば(使い勝手や速さなど)ある程度のことは想像しやすいPCと比べ、家庭用AV機器の場合はとくに映像品質などをWebサイトやカタログだけで伝えるのは難しい。このような場所があればと思っていたユーザーは多いのではないだろうか。同店では55V型フルHD対応の「LIVINGSTATION ELS-55GL1」などLIVINGSTATIONを画面サイズ/シリーズ別に3台、そして実際に所持するソフトを持参して同機でチェックできるよう、DVDプレーヤーのほかHD出力対応のゲーム機(Xbox 360)も用意するスペースが設けられている。

photophoto 店内は明るく、かなり広い。疑問点や不明点は、製品とBTO構成なども熟知する同店のスタッフに気軽に聞ける

photophoto ショールームにはエプソンダイレクトPCの既存シリーズがすべて展示される(写真=左)。リアプロTV「LIVINGSTATION」も用意され、画質や使い勝手などもチェックできる

 セイコーエプソングループの総合ショールームとしては、東京・青山に「VISION in Aoyama」がある。VISION in Aoyamaは同グループ内、例えばLIVINGSTATIONやプリンタ「Colorio」シリーズ、プロジェクタ「ドリーミオ」シリーズ、レンジファインダーデジカメ「R-D1s」、そしてエプソンダイレクトのPC「Endeavor」シリーズを、使用テーマ別のデモルームとともに展示している。しかしその製品群の多さから、さすがに“全シリーズ”は展示されていない。

photo エプソンダイレクトプラザ マネージャー本橋宏実氏

 対してエプソンダイレクトプラザは「直販スタイルで販売する製品に特化した店舗なので、エプソンダイレクトPCの全シリーズを用意し、実際に見て触れることができます。もちろんその場で注文することもできます」(同店マネージャー 本橋宏実氏、以下同)という違いがある。

 同店を訪れるユーザーは「幅広い層が来店してくれるが、やはり年配層が多い」傾向がある。Webサイトや一般的なPC量販店と異なり、専門ショールームであればゆっくり、じっくり相談でき、比較検討できることを大きな特徴としている。

 自分が納得した上で購入できるという安心感は、このような層にとってはとくに重要だ。“BTO”という目的に合わせて自らパーツを選ぶスタイルは「敷居が高いというイメージがまだある」と思うユーザーも多く、店内スタッフとマンツーマンで相談できることで、互いに納得して購入してもらえる。「漠然でも“このようなことがやりたい”や“いくらぐらいで”という要望があれば、ハイスペックからロースペックまで、適切な構成を選ぶお手伝いができます」と同店スタッフは胸を張る。

photophoto デスクトップPCは側面にクリアパネルが貼られ、内部構造も容易にチェックできるようになっている(写真=左)。同社ノートPCの人気モデル、ディズニーキャラクターPCの各種デザインも一同に揃う(写真=右)

photophoto 購入検討時は興味を持ったモデルの前でいろいろ話をするわけだが、そのPCでBTOオプションなどを選び、その場で見積もり金額が分かるような仕組みを導入している。スピーディで客を待たせない接客スタイルで好感が持てる

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