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» 2007年09月26日 14時00分 UPDATE

DIGIC IIで自動写真補正:ホイールと3インチ液晶搭載の昇華型フォトプリンタ――キヤノン「SELPHY ES2」

キヤノンの「SELPHY ES2」は、昇華型熱転写方式の小型フォトプリンタ。PIXUSでおなじみのホイール付き操作パネルや自動写真補正機能を採用した。

[ITmedia]
tm0709selphy01.jpg SELPHY ES2

 キヤノンは9月26日、昇華型熱転写方式の小型フォトプリンタ「SELPHY ES2」を発表した。2006年11月に発売された「SELPHY ES1」の後継機で、10月18日より発売する。価格はオープン、予想実売価格は2万5000円前後だ。

 SELPHY ES2は、インクと用紙を一体化した独自カートリッジ「イージーフォトパック」(Easy Photo Pack)を引き続き採用している。インクと用紙を一回でセットでき、カートリッジを交換せずに最大50枚の連続プリントが可能だ。用紙はL判、ポストカードサイズ、カードサイズの3種類が選べる。ダイレクト印刷の速度はL判1枚あたり約61秒、ランニングコストは約26.3円(イージーフォトパックE-L100使用時)だ。

 モデルチェンジにともない、ユーザーインタフェースには同社の複合機と同様の「Easy-Scroll Wheel」を取り入れるとともに、チルト式の液晶モニタを従来の2.5インチから3.0インチに大型化することで、操作性の向上を図っている。また、回路構成を改良し、起動と画像送りのレスポンスを高速化した。これにより、SDメモリーカードの最大読み込み速度はES1の約10倍に達するとしている。

tm0709selphy02.jpgtm0709selphy03.jpgtm0709selphy04.jpg インクと用紙を一体化した独自カートリッジは側面から装着する(写真=左)。3インチの液晶モニタとホイール型ユーザーインタフェースを備えている(写真=中央)。本体と付属品一式(写真=右)

 画質補正に関しては、画像の中から人の顔を検出し、顔を中心に明るさとコントラストを補正する「自動写真補正」機能や、顔検知技術を利用した赤目補正機能が追加された。明るさ、コントラスト、シャープネスはそれぞれ7段階のマニュアル調整も行える。肌色を中心に色再現の設定値を見直すことで、プリントの色合いも改善した。画像の解析や自動補正は、本体に内蔵された同社の映像エンジン「DIGIC II」が行う。

 「おたのしみ印刷」機能には、「フレーム」「スタンプ」「プリント効果」など5つのモードを追加。プリント効果には「全体をやわらかく」「周りをやわらかく」「周りを白く」「光を十字に」といったメニューが用意され、一眼レフカメラの光学フィルターのような効果を写真に加えられる。

 メモリカードスロットは、SDメモリーカード(SHDC対応)/MMC、マイクロドライブ、CF、メモリースティックPROに加えて、新たにminiSDとメモリースティックデュオをアダプタなしで装着可能になった。カメラ付き携帯電話から赤外線通信を用いてワイヤレスでプリントできる「プリントビーム」機能も備えている。USBポートはPC接続用のTypeBとデジタルカメラ接続用のTypeAを1基ずつ搭載している。印刷解像度は、PC接続時が300×300dpi(256階調)、ダイレクト印刷時が300×600dpi(128階調)。

 ボディは持ち運び用のハンドルが付いた縦型のデザインを採用する。本体サイズは213.4(幅)×130.9(奥行き)×189.6(高さ)ミリ、重量は約1.955グラム(カートリッジ除く)だ。オプションとして、充電式バッテリーパック「NB-ES1L」とプリントビーム用のBluetoothユニット「BU-20」が用意されている。

tm0709selphy05.jpgtm0709selphy06.jpgtm0709selphy07.jpg 本体の下部に各種メモリカードスロットを配置(写真=左)。キャリングハンドルを備えている(写真=中央)。オプションのバッテリーは背面に装着する仕組みだ(写真=右)

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