ニュース
» 2008年03月28日 09時28分 UPDATE

IDTが日本でDisplayPort事業をアピール

マザーボードをみれば必ず目にする「IDT」製チップ。自作ユーザーにもなじみのIDTが取り組むDisplayPort事業について、日本の関係者に説明した。

[長浜和也,ITmedia]
kn_idt_01.jpg IDT副社長兼デジタル・ディスプレイ・オペレーション担当のジ・パーク氏

 IDTは、3月27日にDisplayPort規格に準拠したDisplayPortレシーバとタイミングコントローラを統合した「VPP1600EMG」がサンプル出荷を始めたと発表した。同社は2007年12月にDisplayPort対応のインタフェース関連事業に参入することを明らかにしており、VPP1600EMGはその第1歩となる。

 3月26日から28日に行われる「VESA Plugfest」(接続検証ワークセッション)に参加するため来日したIDT副社長兼デジタル・ディスプレイ・オペレーション担当のジ・パーク氏は、VPP1600EMGの特徴について、ダイレクトドライブディスプレイのためのイコライザ搭載やディプレイベンダーのリクエストに対応できるカスタマイズ可能な汎用タイミングコントローラを紹介するとともに、DisplayPortの将来性についても、4K×2Kクラスの高解像と16ビットカラー深度の表示能力が求められる将来のディスプレイインタフェースにはDVIやHDMIでは限界があり、DVI比25%以上の帯域幅を確保できる上に機能を追加できるパケットベースの通信方式を採用することで将来の拡張性も期待できるDisplayPortを用いることで実現すると訴求した。

 パーク氏は、DisplayPortがPCのために最適化された外部インタフェースであるという認識も示し、その理由として、先にあげた解像度と色深度の向上を実現するために帯域が最適化されていることに加えて、ピン数とワイヤ容積をDVIからおよそ40%削減するなどでサイズの小型化を実現できることと、ダイレクトドライブディスプレイに対応することでコンポーネント数を減らして製造コストが削減できること、オープン規格であるためにロイヤリティの支払いが不要であることなどを紹介した。

kn_idt_02.jpg ディスプレイの表示能力が向上するとき、インタフェース規格の進化がそれを可能にしてきたと、パーク氏は説明する
kn_idt_03.jpg DisplayPort準拠のレシーバとタイミングコントローラを1つにまとめたVPP1600EMGの構成。2008年夏にはDisplayPort 1.1に完全準拠した次期製品も登場するとパーク氏は明かしている

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう