ついにここまで(涙)――1TバイトHDDがまさかの1万円割れ古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2008年08月03日 15時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

Core 2 Quad/Extremeが搭載できるmini-ITXマザー「NF610I-D-E」が出回る

 6月からにわかに注目を集めているmini-ITXマザーは、現在も1万円前後の新製品が投入されている。今週注目を集めていたのは、ZOTACの「NF610I-D-E」。GeForce 7050+nForce 610iチップセットを搭載したマザーで、Core 2 QuadやCore 2 Extremeが搭載できる。DIMM2スロットを2基備え、拡張スロットはPCI Express x1を1基用意する。価格は1万円弱だ。

 パソコンショップ・アークは「Phenomを搭載できるmini-ITXマザーは先週J&Wから登場したけど、インテル系では初めて。mini-ITXをリビングマシン用に考えている人には最適なマザーだね。実際、Atomマザーは消費電力の低さに重点を置く人に人気があるけど、AV用途では性能面で厳しい点もあるから」と語る。

ZOTAC「NF610I-D-E」(写真=左)。先週末に登場したmicro-ATXマザー(mini-ITXサイズから縦に2センチのみオーバー)MSIの「WInd Board」も好調に売れている(写真=右)

 とはいえ、一部のショップでは「Atomマザーの再入荷が繰り返され、最初のブレイクはある程度落ち着いた。店としてはもう少し続いてほしかったけど、お客さんは余裕を持って選べる状況になって良かったと思う」との声が上がっている。

 そんななか、今でも人気が衰えていないのがASUSTeK「EeePC 901-X」やMSI「Wind Notebook U100」をはじめとするAtomノートだ。EeePC 901-Xは今週中に若干数の入荷が確認されたが、潤沢にはほど遠い状況が続いている。近々登場する予定のエイサー「Aspire one」も含めて、「気軽に買えるようになるのは、秋以降でしょうね。お盆までにも若干数入ると思いますが、入荷後即売り切れという状況が続くでしょう」(ツートップ秋葉原本店)とのことだ。

 なお、BLESS秋葉原本店は、8月1日から日本ヒューレット・パッカードの8.9型ワイドノート「HP 2133 Mini-Note PC」の取り扱いを開始している。価格は7万9800円で5台限定。同店は「家電量販店で売り切れ続出のモデルです。どうにか当店でも入荷できましたが、今後も継続できるかは微妙」という。

ツートップ秋葉原本店のミニノートコーナー。取材時はすべて売り切れか予約受付となっていた(写真=左)。BLESS秋葉原本店ではHP 2133 Mini-Note PCが売られていた(写真=右)

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