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» 2008年08月04日 12時00分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:「石を作り続けて40年」――ゴージャスなインテルイベント (1/2)

アキバ・スクエアの広大なスペースを使い、インテルが夏のユーザーイベントを実施。Intel G45 Expressマザーやオーバークロックマシンなどをたっぷりそろえた。

[古田雄介,ITmedia]
og_akibai_001.jpg メイドさんが打ち水をしていたが……

 猛暑の8月2日、秋葉原の各所にはメイドのコスプレをした女性が打ち水のパフォーマンスを行い、多くの観光客の目を釘付けにしていた。これは毎年恒例となった「うち水っ娘大集合!」というイベントの一環で、アキバの夏の風物詩。しかし、自作PCマニアたちは彼女たちに目もくれず、秋葉原UDXの2階にある「アキバ・スクエア」に集結していた。インテルが開催した「Intel in Akiba 2008 Summer」に参加するためだ。

 Intel in Akiba 2008 Summerは、8月2日3日の2日連続で行う大規模なユーザーイベント。今年は創立40周年ということもあってか、26の企業が参加し、声優の古谷徹氏やマジシャンのマギー審司氏などの豪華ゲストを招くなど贅沢な構成となっていた。インテルの天野氏は「ぼくが企画するイベントだともっと小っちゃくなるけど、今回は上からの指令が来ていますからね。なんか、オブジェとかも気合い入っているでしょ?」と話していた。

og_akibai_002.jpgog_akibai_003.jpgog_akibai_004.jpg 会場の様子。現在のCPUの製造プロセスである「45ナノメートル」をアピールするオブジェが目立つ(写真=左)。Centrino 2搭載ノートをズラリと展示(写真=中央)。アキバのPCパーツショップもブースを設け、即売やくじ引きキャンペーンなどを行っていた(写真=右)

og_akibai_005.jpgog_akibai_006.jpgog_akibai_007.jpg 40周年を記念して、インテルがこれまでにリリースしたマイクロプロセッサーをパネルで時系列に並べたコーナーを休憩スペースに用意していた(写真=左/中央)。右端の2008年部分には、UMPCやNetBook向けのAtomが加わっている(写真=右)

G45マザーやAtomマザーの新顔が多数登場

 未発表の新製品が並んでいたのは「インテル4シリーズExpressチップセット搭載マザーボード」コーナー。週末に登場したばかりのギガバイト製micro-ATXマザー「GA-EG45M-DS2H」をはじめ、未発売のIntel G45 Expressマザーが多数展示されており、多くのユーザーが注目していた。

 同チップを搭載したmicro-ATX「G45M-FD」を使ったデモ機を展示するMSIは「最近グラフィックス内蔵のチップセットはmicro-ATXがよく売れます。G45はインテルで初めてHD映像の再生支援機能を搭載しているので、なるべく安くAVマシンを組みたいという人に人気が出ると思いますよ」と語る。

og_akibai_008.jpgog_akibai_009.jpgog_akibai_010.jpg インテル4シリーズExpressチップセット搭載マザーボードコーナー(写真=左)。mini-ITXマザーの展示も隣接のコーナーで行っており、こちらも常にユーザーの熱視線があった。未発表のインテル純正マザー「D945GCLF2」も並んでいた(写真=中央)。MSIの展示ブース。「G45M-FD」を使って、先日行われた「MSI大感謝祭」の映像を再生していた(写真=右)

 メインステージで行われたトークセッションで、“神様”ことインテルの天野氏はライター高橋氏との対談で、G45チップセットについて言及。「ウチは今のところ3Dはあまり得意ではないですが、HD映像の再生支援機能がチップセット側についたことで、地デジ番組やBDを再生する際もCPUにあまり負荷をかけなくてすむようになります。そういう意味では、喜んでいただける人も多いんじゃないでしょうか」とのこと。ただ、G45のHD再生支援機能を活用するには、対応するプレイヤーソフトなどが必要だ。天野氏は繰り返し、その点を強調していた。

 そのほか、高橋氏に「CPUが速くなると何がうれしくなるの?」と問われ、「計算が速くなるので、アプリケーションによって大きな効果が得られます。だけど、PC全体で考えたらバランスが重要です。ゲームをやるならGPUの力は重要ですし、総合力を上げるような組み方がよいでしょう。ただ、CPU単体でいえば、昔に比べて消費電力が確実に下がっているので、そういう利点はあるでしょう」と悩みながら答える場面も。

 また、2回目のトークでは、「45ナノメートル」はどこの長さのことかという話題になったとき、「実は決まっていないんですよ」と答えるなど、天野氏らしいフランクな展開に会場が盛り上がった。

og_akibai_011.jpgog_akibai_012.jpgog_akibai_013.jpg 高橋氏と天野氏の2回目のセッションは、当初の予定をほぼ無視して自由なトークが行われていた(写真=左)。あけすけな天野氏に、高橋氏が「イベントのたびに始末書を出している」と突っ込みを入れる(写真=中央)インテルがリリースする予定のG45マザー。左がmicro-ATXサイズの「DG45ID」で、右はmini-ITXの「DG45FC」(写真=右)

 なお、7月20日にCore 2 Duo E8500の価格改定が入ったことについて天野氏に聞いたところ、「新モデル投入とかステッピングとかそういうのじゃなく、まあ、タイミングですよね。もしかしたら、もう一個8月中に下がるかもしれませんよ。クアッド? そうかもしれません」と教えてくれた。

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