(※企画は終了しました)
PC USER 創刊15周年企画として動画共有サイト「zoome」に開設した「PC USER'z Park」。前回の告知記事で、「まったく盛り上がっていないので投稿してください」と泣きながら懇願したところ、PCを愛する心優しい読者のみなさまからたくさんの投稿を頂きました。本当にありがとうございます。
さっそくいくつか紹介していきましょう。まずは「PC USER 補完計画」から。PC USERとその前身のHello!PCは、1994年の創刊からITmediaに移管されるまで203冊の雑誌を刊行しました。しかし、編集部にはこのうち182冊しか現存していません。「PC USER 補完計画」は残り21冊の表紙データを読者から集め、欠番を埋めていこうという企画です(「国会図書館に行けばいいのでは?」という意見もありましたが、やはり“思い出”を集めたいのです)。さっそく のびさん が2005年12月号と2006年1月号を埋めてくれたので、編集部一同、お礼を申し上げます。ありがとうございます(プレゼントを探しておきます!)。また、どこかに眠っている残り19冊の表紙データも、引き続きお待ちしております。
次に取り上げるのは、 kiku-hashi さんが投稿してくれた「ThinkPad s30」。キーピッチを確保するための左右に張り出したキーボードが特徴的な日本アイ・ビー・エムのB5モバイルPCです。無線LANアンテナが液晶側の両端に内蔵されていて、キーボード側の突起と対応していました。また、バッテリー側に回転式のスタンドがあったのもユニークです。
これは個人的にも非常に思い入れがある製品で、私はThinkPad i Seriesのミラージュブラックモデルを使用していました。いわゆる“ピアノブラック調”の塗装が施された輝く天板はとても指紋が付着しやすく、購入したばかりのころは使用後に微笑を浮かべながら付属のクリーニングクロスで天板をふくのが習慣になっていました。フヒヒ、とか言いながら。回りで見ていた人はかなり気持ちが悪かったことでしょう。また、天板に髪の毛ほどのキズがついだけでひどく悲しい思いをしたものです。眺めているだけで楽しく、キズがつくと悲しい、個人的にこのモデルほど感情に訴えかけてきたPCはなかったような気がします。このデザインのCULVノートが出たらな……と妄想せずにはいられません。
このほか、本気で昔話が長くなりそうな「X68000」や「PC-8801」をはじめ、三菱電機のペン入力PC「Amity VP」、デザインはとても素晴らしかった「G4 Cube」など、思わず遠い目をしてしまう多数の懐かしい投稿がありました。是非「PC USER'z Park」を訪れて昔を思い出しつつ、できれば押し入れに眠るアレやコレを引っ張り出して投稿してみてください。編集部が注目した製品は次回に総集編としてまとめて紹介したいと思います。もちろん、プレゼント企画も引き続き応募を受け付けています。よろしくお願いします。あ、それとしつこいようですが、Twitterも。
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