レノボ・ジャパン、7型ワイドタブレットデバイス「IdeaPad Tablet A1」2万円を切るけど丈夫です!(1/2 ページ)

» 2011年10月13日 18時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]

2万円を切る格安7型ワイドタブレットデバイス

 「IdeaPad Tablet A1」は、7型ワイドディスプレイを採用するタブレットデバイスで、最小構成で実売価格は2万円を下回る。本体サイズは195(幅)×125(奥行き)×11.95(厚さ)ミリ、重さは400グラムだ。バッテリー駆動時間は約7.2時間としている。

 すでに、レノボ・ジャパンは日本のコンシューマー市場向けタブレットデバイスとして10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載するIdeaPad Tablet K1を投入しているが、ユーザーから「もう少し小さいサイズのタブレットデバイスが欲しい」という要求に応えてIdeaPad Tablet A1を用意したと、レノボ・ジャパンのスタッフはいう。

 7型ワイド液晶ディスプレイの解像度は1024×600ドット。光沢タイプのパネルで、静電容量方式のタッチパネルを採用、2点同時のマルチタッチに対応する。

片手で持っても“そんな”に重くない7型ワイドサイズの「IdeaPad Tablet A1」。本体の重さは400グラムだ。OSにAndroid 2.3を導入する(写真=左)。画面のアイコンにはレノボが運営するアプリダウンロードサービス「Lenovo Shop」を用意するほか、ハードウェアタッチセンサーのホームアイコンが、レノボのランチャーUIを意識したデザインになっている(写真=右)

 本体に搭載するインタフェースに、Micro USB出力、マイクとヘッドフォン兼用端子、micro SDカードリーダーを用意するほか、無線接続として、IEEE 802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 2.1が利用できる。また、本体内にGPSレシーバ、光センサ、加速度センサを内蔵する。本体背面に有効画素300万画素のWebカメラと本体前面に有効画素30万画素のWebカメラをそれぞれ用意する。機能ボタンには、ボリュームコントロール、画面回転オン/オフスイッチを本体に備える。なお、海外市場向けに用意する3G対応モデルは、日本市場で扱わない。

本体の厚さは11.95ミリ。左側面にはインタフェースを搭載しない(写真=左)。右側面には、ボリュームコントロールボタンと画面回転オン/オフスイッチを備える(写真=右)

上面には電源ボタンにマイクとヘッドフォン兼用端子を用意する(写真=左)。下面にはmicro SDカードスロットとMicro USBを備える(写真=右)

鮮やかな4色のカラーバリエーションも登場

 導入するAndroidは2.3(GingerBread)で、CPUは、TIのARM 8ベース「OMAP 3622」(動作クロック 1GHz)を搭載する。システムメモリは省電力タイプのLPDDR2を512Mバイト(増設はできない)載せるほか、データストレージ領域として、フラッシュメモリを2Gバイト、または、16Gバイト用意する。本体のカラーは、フラッシュメモリ2Gバイトモデルはカーボンブラックのみだが、16Gバイト搭載モデルでは、カーボンブラックに加えて、パールホワイト、コバルトブルー、ホットピンクの4色から選べる。

IdeaPad Tablet A1のフラッシュメモリ16Gバイトモデルは「パールホワイト」、「カーボンブラック」(写真=左)、「ホットピンク」、「コバルトブルー」のカラーバリエーションを用意する。なお、フラッシュメモリ2Gバイトモデルはカーボンブラックのみとなる

 IdeaPad Tablet A1は、すでに海外で「200ドルを切るAndroidタブレットデバイス」として注目されているが、日本でも実売予想価格はフラッシュメモリ2Gバイト搭載モデルで2万円を切るという。フラッシュメモリ16Gバイトモデルは2万5000円を切る価格帯を予定している。

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