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» 2011年10月24日 16時30分 UPDATE

普通のタブレットはいりません:Androidタブレットでもキーボードが欲しい人へ――「Eee Pad Slider SL101」徹底検証 (1/5)

スライド式キーボードをAndroidタブレットに融合した「Eee Pad Slider SL101」は、“タブレットでもキーボードを使いたい派”の救世主になるのか? 公開されたばかりのAndroid 3.2.1アップデートを適用してテストした。

[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

スライド式キーボードでAndroidタブレットがもっと便利になる?

tm_1110eeepads_r_01.jpg ASUSのスライド式キーボード搭載Androidタブレット「Eee Pad Slider SL101」。その下にあるのが、着脱式キーボード採用のAndroidタブレット「Eee Pad Transformer TF101」だ

 ASUSTeK Computer(ASUS)からスライト式キーボード付きのAndroidタブレット「Eee Pad Slider SL101」が登場した。

 同社のキーボード付きAndroidタブレットといえば、モバイルキーボードドックを着脱できる「Eee Pad Transformer TF101」があるが、SL101はスライド式のキーボードを本体に内蔵し、そのうえで薄型軽量化を図っている。

 PC USERでは2011年10月8日の発売日に動画&写真レビューを掲載済みだが、今回は配布されたばかりのAndroid 3.2.1アップデートを適用し、キーボードの使い勝手やパフォーマンス、バッテリー駆動時間なども含め、じっくりチェックしていこう。

tm_1110eeepads_r_02.jpgtm_1110eeepads_r_03.jpgtm_1110eeepads_r_04.jpg 正面からの見た目は標準的なタブレット端末だが、スライド式キーボードが収納されている

キーボード内蔵でも1キロを切る軽量ボディ

 キーボード収納時のボディサイズは、273(幅)×180.3(奥行き)×18.3(高さ)ミリ、重量は約960グラムだ。実測値も965グラムとほぼ公称値通りだった。TF101はキーボード装着時に約1.3キロあったので、持ち比べるとかなり軽く感じる。ちなみに、約601グラムのiPad 2にスマートカバー、外付けBluetoothキーボード(Apple Wireless Keyboard)を足した実測重量(1054グラム)よりも軽い。

 一方、約680グラムのTF101単体(12.98ミリ厚)やiPad 2(8.8ミリ厚)などと比べると、SL101はやはり重くて厚みがある。片手で持って操作するにはギリギリ許容範囲といったところだ。液晶フレームの部分が少し広めに感じるが、厚みがあるため、支えるにはしっかりとホールドすることが必要で、実際に持って手で支えてみると、フレーム部分の広さはこれくらいがちょうどよい。

 ボディカラーは薄くラメの入ったホワイトとシャンパンゴールドに、シルバーのアクセントを付けている。液晶フレームは光沢ブラック、サイドにあるスピーカーやコネクタにもブラックの部分があって少々うるさく感じるものの、ホワイトの部分にはしっとりとした手触りの丁寧な表面加工が施されており、なかなか高級感のある仕上がりだ。

tm_1110eeepads_r_05.jpgtm_1110eeepads_r_06.jpgtm_1110eeepads_r_07.jpg タブレットスタイルは1枚の板のようで、キーボードの存在を感じさせない(写真=左)。液晶のフレームはブラックで統一されているが、裏面には凝ったデザインが施されている(写真=中央/右)

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tm_1110eeepads_r_10.jpg TF101(左)との厚さ比較。タブレット単体ではTF101のほうが薄いが、キーボード装着時ではSL101のほうがスリムだ。SL101は本体サイズが273(幅)×180.3(奥行き)×18.3(高さ)ミリ、重量が約960グラム。TF101はキーボード装着時の本体サイズが271(幅)×185(奥行き)×28(高さ)ミリ、重量は約1.3キロだ。TF101のタブレット単体ではサイズが271(幅)×177(奥行き)×12.98(高さ)ミリ、重量が約680グラムとなる

 本体装備の端子類はタブレットとしては豊富で、液晶フレームのASUSロゴが右上に見える横位置を基準にすると、電源ボタンは左側面の下部にある。その上にボリューム調整ボタン、リセットボタン(システムが応答しなくなったときに使用)があり、左側面の上部にはmicroSDHCメモリーカードスロットがある。右側面にはUSB 2.0ポートとヘッドフォン/マイク兼用端子、天面の左端にUSB ACアダプタをつなぐドッキングコネクタ(PCとの接続にも利用)、ミニHDMI出力端子を装備する。底面にはスピーカーが内蔵されている。

 また、液晶フレームの上部にビデオチャット/ビデオ会議に適した120万画素のWebカメラ、その裏面にはスナップ撮影などにも使える500万画素の高画質Webカメラを内蔵している。

tm_1110eeepads_r_11.jpgtm_1110eeepads_r_12.jpg キーボード収納時の状態。底面にインタフェース類はなく、スピーカーを内蔵(写真=左)。天面の右側にミニHDMI出力と、USB ACアダプタをつなぐドッキングコネクタを用意する(写真=右)

tm_1110eeepads_r_13.jpgtm_1110eeepads_r_14.jpg 左側面にmicroSDHC対応のmicroSDメモリーカード、リセットボタン、音量調節ボタン、電源ボタンが並ぶ(写真=左)。右側面にヘッドフォン/マイク共用端子とUSB 2.0ポートを備える(写真=右)

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