タブレットとノートの“いいとこ取り”か?――「Eee Pad Transformer TF101」発売直前レビューXOOM/Optimus Padとの比較も(1/5 ページ)

» 2011年06月22日 13時00分 公開
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話題の“変形合体”タブレット、いよいよ日本でも発売

「Eee Pad Transformer TF101」はタブレット本体とモバイルキーボードドックがセットで販売される(海外では本体のみ購入できる)

 ASUSTeK Computerが満を持して投入する“変形合体”Android 3.0タブレット「Eee Pad Transformer TF101」が、2011年6月25日にいよいよ発売される。

 10.1型ワイド液晶搭載のAndroid 3.0タブレットと着脱式のモバイルキーボードドックを組み合わせることで、タブレットスタイルとノートPCスタイルの2つの使い方を状況に応じて選択できる“トランスフォームスタイル”の採用が特徴だ。

 すでにPC USERでは試作機(Android 2.2搭載)でのフォトレビューと、製品発表会の模様をお伝えしたが、今回は発売前に実機を入手できたので、改めて各部をチェックしていこう。

手軽に着脱できて使いやすい「モバイルキーボードドック」

 まずは他機種との大きな違いとなるモバイルキーボードドックに注目だ。タブレット本体を装着すると、文字通りクラムシェル型のミニノートに変形する。この状態で液晶を閉じて2つ折りにすれば、ミニノートPCそのもののスタイルで持ち運ぶことができ、外出先で液晶を開いてキーボードから入力するといった操作がスムーズに行える。専用設計だけあって、デザインはタブレット本体と細部まで共通化されており、この製品について知らなければ、多くの人がノートPCだと勘違いする(分離するなんて思わない)だろう。

付属の「モバイルキーボードドック」(写真=左)。モバイルキーボードドックを装着すると、完全にクラムシェル型ミニノートPCのスタイルになる(写真=中央/右)

キーボードの上部には、タブレット本体を装着するスロットと接続端子を用意

 モバイルキーボードドックの装着は非常に簡単だ。キーボードの上部にタブレット本体を装着するスロットと接続端子が設けられているので、タブレット本体の端子の位置を合わせて、グイッと差し込めばよい。タブレット本体が正しい位置まで差し込まれると、スロットの手前にあるロック用レバーが右側にスライドして固定される。モバイルキーボードドックの取り外しもスムーズだ。ロック用レバーを左にスライドさせた後、タブレット本体を引き抜けば、すぐにタブレット単体で使えるようになる。

 タブレット本体はガッチリ固定されるので、パームレストを持ったまま、本体を多少揺らしたくらいではビクともせず、移動中にタブレット本体が分離してしまいそうになることはない。スロットのヒンジ機構もよくできており、画面のチルト角度をしっかり調節できることに加えて、液晶を閉じていくと、直前でパタンと閉じて、タブレット本体とモバイルキーボードドックがきれいに折り重なる。まさに、ラッチレスのノートPCと同じ使い心地だ。

 あまりに自然な挙動なので見落としがちだが、電源オンの状態でも問題なくキーボードの着脱ができ、しかもキーボード認識の待ち時間がなく、即座にキーボードでの入力が行えるのはありがたい。例えば、タブレット単体でメールを受信し、まとまった返信を書くことになったら、メールを見ている状態のままモバイルキーボードドックを装着して、すぐにキーボードからの文字入力を開始できる。メールを送信後、すぐにモバイルキーボードドックは外して、再びタブレット単体でコンテンツを閲覧するといった柔軟な運用が可能だ。キーボード取り外しの際も、処理に待たされるようなことはない。

 キーボードの着脱がキモとなる製品なだけに、その使いやすさや反応のよさはさすがによく考えられている。

タブレット本体とモバイルキーボードドックの接続は簡単だ。キーボード上部にタブレット本体を支えるドック兼ヒンジと接続端子が用意されているので、ここにタブレット本体をグイッと差し込めばよい。電源がオンの状態であっても問題なくキーボードの着脱が可能だ
タブレット本体をモバイルキーボードドックから取り外すのも簡単だ。ヒンジにあるロック用レバーを外して、タブレット本体を引き抜けば、すぐにタブレット単体で使えるようになる。キーボード分離の処理に待たされることはない
モバイルキーボードドックに装着したタブレット本体はしっかり固定される。パームレストを持って少し揺らしたくらいではビクともしない。そのままクラムシェル型ノートPCのように液晶を閉じていくと、途中からパタンと閉じてきれいに折り重なる

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