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» 2012年08月20日 11時39分 UPDATE

ASRock、オーバークロック重視の“Z77”マザーボード

マスタードシードは、ASRockのマザーボード「Z77 OC Formula」の取り扱いを開始する。“意外にも”ASRockでオーバークロック設定に特化した初めてのモデルだ。

[ITmedia]

 「Z77 OC Formula」は、Intel Z77 Expressチップセットを搭載するE-ATXフォームファクタ準拠のマザーボードだ。ASRockでは初めてオーバークロック利用に特化したモデルで、世界規模のオーバークロック大会でトップクラスの実績を残しているニック・シー氏が開発に加わった。出荷開始は8月24日の予定で、実売予想価格は2万5800円前後の見込みだ。

 オーバークロックに特化したモデルを開発するため、「電力」「冷却」「接続」の3要素を重視している。安定した電力供給のために、特殊配合のチョークコイル、低周波から高周波のノイズを低減できるコンデンサ、新設計でオン抵抗が小さいMOSFETなどを採用。冷却では、8層基板に4層の2オンス銅レイヤーの導入と、水冷と空冷に対応するヒートシンクを搭載した。接続では、各部コネクタに15マイクロメートル厚の金メッキを施している。

 オーバークロックの設定項目では、ニック・シー氏がチューニングしたオーバークロック設定を搭載するCPUに合わせて13種類を用意したほか、CPUの倍率、ベースクロック、CPU駆動電圧を変更できる専用スイッチや、PCI Expressスロットの有効無効を切り替えるスイッチをオンボードに実装する。設定ユーティリティでは、ハードウェアの状態監視やファンコントロール、オーバークロック設定を行う「Formula Drive」に、DRAMのタイミングを設定する「タイミングコンフィギュレータ」などを用意する。

 メモリスロットは4基を備え、DDR3を最大3000MHzで設定できる。拡張スロットはPCI Express x16対応を3基(うち2基はPCI Express 3.0対応)、PCI Express x1対応を2基備える。Serial ATAは、6Gbps対応を6基、3Gbps対応を4基用意する。また、8基のUSB 3.0と10基のUSB 2.0も利用できる。映像出力インタフェースはHDMIを搭載する。

 マスタードシードでは、Z77 OC Formulaのオーバークロック設定における性能を日本のユーザーに訴求するイベントを9月上旬に予定している。開発を担当したニック・シー氏も来日する予定だ。なお、詳細は後日発表する予定だ。

kn_z77ocfml_01.jpg Z77 OC Formula

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