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» 2012年10月19日 13時00分 UPDATE

2012年PC秋冬モデル:全機種Windows 8に刷新、タッチノート、RTな“変形”タブレットも──NEC「LaVie/VALUESTAR」新モデル (1/2)

NECが2012年PC秋冬モデルを発表。全機種Windows 8に刷新したほか、タッチ操作対応ノートPCの拡充、地デジPCの高性能化、そして“隠し球”Windows RT搭載の変形タブレットを投入する。

[ITmedia]

LaVie/VALUESTARシリーズの特徴

ラインアップ

ハードウェア

ソフトウェア

  • OSはLaVie Yを除く全モデルで64ビット版Windows 8に刷新
  • LaVie Y」はWindows RTを採用
  • LaVie E(下位モデル)とVALUESTAR L(下位モデル)、LaVie Yを除く全モデルでOffice Home and Business 2010をプリインストール
  • LaVie E(下位モデル)とVALUESTAR L(下位モデル)はOffice Personal 2010をプリインストール
  • LaVie YはOffice 2013 RT Previewをプリインストール(正式版リリース後、Windows Updateでアップグレード)
  • テレビチューナー対応モデルにテレビ統合アプリケーション「SmartVision」をプリインストール
  • テレビチューナー対応モデル(下位モデルを除く)に手をかざして操作できる「ハンドパワー」機能
  • Windows 8の基本操作を学べる「パソコンのいろは 8」をプリインストール
  • PCの電源操作やテレビ機能の操作をスマートフォンで行える「Smartリモコン」(iOS/Android機器向け)
  • Twitterと連携し、テレビ機能を便利に拡張する「つぶやきメーター」「つぶやきシーン検索」


全シリーズ「Windows 8」をプリインストール、主力モデルはタッチ対応、デザインチェンジも

 NECは10月19日、個人向けPCシリーズの2012年秋冬モデルを発表。2012年10月26日より順次発売する。

 ポイントはやはり新OS「Windows 8」への全面刷新、そしてそれに関連する「タッチ」「コンバーチブル」といった新たなPC利用シーンを創造するシリーズを拡充した点にある。「Windows 8は、だれもが初心者」──をテーマに、これまでの安心(A)・簡単(K)・快適(K)の取り組みを進化させた「AKK+」の価値を提供するラインアップをそろえた。

 Windows 8の大きな変更ポイントである「タッチ」での操作について、まず近距離で使用するノートPCシリーズはタッチパネルを積極的に採用。LaVie L、LaVie S(上位モデル)、LaVie Y、LaVie とことんサポートPCの4シリーズにWindows 8対応の静電タッチパネルを搭載する。一方、比較的離れた場所で使用する大画面のデスクトップPCシリーズはディスプレイではなくリモコンにスライドパッドを内蔵した「タッチパッドリモコン」でタッチ操作を体験できるよう工夫した。

タブレットの機動性とノートPCの生産性を両立、Tegra 3+Windows RTの可変タブレット「LaVie Y」

photo LaVie Y(シルバー)

 コンバーチブルタブレット「LaVie Y」は新たなPC利用シーンを提案する新シリーズとして投入する注目モデルだ。

 一見すると11.6型サイズのモバイルノートPCだが、ディスプレイを360度裏返しにすることでタッチ操作するタブレットPCに変化する特殊なヒンジ機構を取り入れた。普段はタブレットスタイルでタッチ操作、長い文章を入力する時はハードウェアキーボード+タッチパッドでノートPCスタイルで活用できる。


photo

 プロセッサはAndroidスマートフォンやタブレットで採用例のあるNVIDIA Tegra 3を採用。省電力のプラットフォームにより、重量1.24キロの軽量ボディながらフルHD動画/無線LANでのWebサイト表示時で連続約8時間、ネットワーク接続を維持したままスタンバイ約320時間の長時間動作を実現する。

 プリインストールするWindows RTは、Windows 8をベースにしたモバイルプラットフォーム向けのエディション。従来のWindowsアプリケーションは動作しないが、Modern UIとデスクトップUIでWindows 8とほぼ同じ操作性で、プリインストールアプリやWindowsアプリストアで配布されるModern UI対応アプリケーションを利用可能。またOffice 2013 RT(Word、Excel、PowerPoint、OneNote)のプリインストールにより、iOSやAndroid OS搭載機器と比べたオフィスシーンでの親和性の高さも訴求する。


タッチ対応に進化したA4オールインワン「LaVie L」「LaVie S」「LaVie E」「LaVieとことんサポートPC」

photo タッチパネルを新設した「LaVie L」(クリスタルゴールド)

 15.6型サイズのA4オールインワンノートPCシリーズは、高性能AVモデル「LaVie L」、スタンダードモデル「LaVie S」、低価格志向の「LaVie E」、初心者向けサポート機能を強化した「LaVie とことんサポートPC」を用意する。

 主力のLaVie L、LaVie S、LaVie とことんサポートPCは、デザインや基本仕様こそ2012年夏モデルを継承したマイナーチェンジモデルだが、Windows 8への刷新とともに5点マルチタッチ対応のタッチパネルを新たに実装した。

 8万円台からの低廉なベーシックシリーズであるLaVie Eは15.6型ワイドの液晶ディスプレイを採用した新デザインを採用。光沢のあるホワイトカラーを採用し、使いやすさを工夫した4列テンキー付きのアイソレーションキーボードを搭載する。


photophoto タッチパネル搭載の「LaVie S」(クロスレッド)、ワイヤレスチューナー「ワイヤレスTVデジタル」が付属するモデルも用意する
photophoto 8万円台からのベーシックモデル「LaVie E」(左)、操作指導付きの初期設定出張サービスを無料で添付する初心者向けモデル「LaVie とことんサポートPC」(右)

13型ながらテンキー付き+超長時間動作「LaVie M」、孤高の超軽量Ultrabook「LaVie Z」

 13.3型クラスのモバイルノート/Ultrabookシリーズは、従来通り「LaVie M」と「LaVie Z」をラインアップする。

photophoto 13.3型で最長19.3時間動作のモバイルノート「LaVie M」(左) 875グラムの超軽量ボディが特長の「LaVie Z」

 デザインチェンジしたLaVie Mは、13.3型ながら18ミリピッチのアイソレーションキー+独立テンキー+光学ドライブを実装し、モバイル性と操作性を両立した独自の工夫が光るシリーズだ。ディスプレイはLaVie Zと同じ解像度1600×900ドットに向上させつつ、最長で約19.3時間となる超長時間バッテリー性能も実現した。

 13.3型サイズで重量875グラムとするスペシャルな軽さが特長のLaVie Zは、デザインや基本仕様は2012年夏モデルとほぼ同一ながら、OSをWindows 8に刷新して展開する。


タッチリモコンが付属する地デジ対応液晶一体型「VALUESTAR W」「VALUESTAR N」、オーソドックススタイルのセパレート「VALUESTAR L」

photo デザインチェンジした21.5型「VALUESTAR N」(ファインホワイト)

 デスクトップPCは、23型サイズの高性能AVテレビPC「VALUESTAR W」と同21.5型サイズの「VALUESTAR N」、高性能+オーソドックススタイルの「VALUESTAR L」の3シリーズを用意する。

 液晶一体型シリーズは、3波(地上デジタル/BSデジタル/110度CS)ダブルチューナーに加え、OSを起動せずすぐテレビ機能を利用できるプラス1の3波チューナーを実装した「ぱっと観テレビ」や長時間録画やDTCP-IP対応DLNA機能による家庭内のデジタル放送ネットワーク配信機能をサポートするテレビ統合アプリケーション「SmartVision」、タッチ操作が可能な新リモコン「タッチパッドリモコン」を軸にした多機能/高機能なAV利活用機能が特長。ぱっと観テレビ機能は、21.5型のVALUESTAR Nの上位モデルにも新たに採用した。

 主力の21.5型VALUESTAR Nは、定番のフォトフレームデザインのテーマはそのままにデザインを一新。狭額縁フレームやデザインアクセントとなるスタンドバーにより、さらにシャープでAV機器風の造形になった。


photophoto 23型のハイエンドモデル「VALUESTAR W」(ファインブラック)、高性能志向のセパレートデスクトップ「VALUESTAR L」

店頭モデルにないカスタマイズも可能「Web直販モデル Gシリーズ」

 NEC PCの直販サイト「NEC Direct」で販売するモデルは、店頭モデルにはないハイスペック構成でオーダーできるカスタマイズメニューを用意する。

 ノートPCシリーズ LaVie G タイプL、同タイプS、同タイプM、同タイプZは、OSのエディション(Windows 8 Pro)、クアッドコアCore i7(タイプL、タイプS)、最大16Gバイトのメモリ増設(タイプL、タイプS、タイプM)、キャッシュ用SSD+大容量HDDのISRT構成(タイプL、タイプS、タイプM)、クリスタライズ抗菌キーボード、CPU/SSD容量の変更(タイプZ)などのカスタマイズメニューを用意する。

 デスクトップPCシリーズ、VALUESTAR GタイプW、同タイプN、同タイプLは、OSのエディション(Windows 8 Pro)、ワンランク上のクアッドコアCore i7-3740QMの選択、最大16Gバイトのメモリ増設、キャッシュ用SSD+大容量HDDのISRT構成、無線LAN出力型3波チューナー「ワイヤレスTVデジタル」の追加(タイプN)、グラフィックスカード「GeForce GT 630」への変更(タイプL)などにカスタマイズできる。

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