年末ギリギリにもユニークな新製品がいくつか登場している。グラフィックスカードで目立っていたのは、Club 3DのRadeon HD 7970カード「royalQueen CGAX-7977F2 UEFI」と、Radeon HD 7870搭載の「jokerCard CGAX-7876XT」。入荷したドスパラ パーツ館の価格は3万2980円と2万1980円。
どちらもファームウェアインタフェースにBIOSではなくUEFIを採用しているのが特徴だ。BIOS採用のグラフィックスカードが混在した環境では不可能な、Windows 8の高速起動機能「FastBoot」が利用できるモデルとして注目を集めている。同店は「これまでFastBootは、実質的にCPU内蔵GPU向けの機能でしたが、ようやく外付けのGPUも利用できるようになりました。ゲームもガンガンやりたいけど、マシンの起動も速くしたいという人にはおすすめですね」と語る。
なお、UEFI版のグラフィックスカードは今後も増えていく見込みという。「12月に軽めのアナウンスをもらっただけで、前ロットが終わったタイミングでサラッとUEFI版に切り替わった感じでした。Club 3Dに関しては、ほかのモデルも順次切り替わっていくと思います。PowerColorあたりも公式ページに情報を載せてますし、徐々に選択肢が増えていくと思います」とのことだ。
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