親が安心して子どもに渡せるAndroidタブレット――メガハウス「tap me」兄弟機の計画も

» 2013年04月24日 19時30分 公開
[池田憲弘,ITmedia]
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おもちゃメーカーが開発した子ども向けのタブレット

 メガハウスは4月24日、子ども向けの7型Androidタブレット「tap me」(タップミー)を発表した。2013年7月中旬に発売する。価格は2万790円(税込み)。

 本製品は800×480ドット表示の7型ワイド液晶ディスプレイを搭載するタブレット。4〜8歳の子どもをターゲットにしており、保護者による管理機能や教育コンテンツに注力した仕様が特徴だ。保護者はタブレットの初期設定で、子どもが使えるアプリを設定できたり、利用可能な時間を設定できる。

photophoto 子ども向けの7型Androidタブレット「tap me」(タップミー)。子どもでも握りやすく、落としたりぶつけたりした場合に衝撃から守るようシリコン製バンパーを装着している(写真=左)。製品のパッケージ(写真=右)

 基本スペックはプロセッサがCortex-A8(1GHz)、メモリが512Mバイト、ストレージが4Gバイト(eMMC)だ。タッチパネルは静電容量式で5点マルチタッチに対応する。このほか、IEEE802.11b/g/nの無線LAN、加速度センサー、Micro USB、SDHC対応microSDメモリーカードスロット、30万画素のインカメラ、200万画素のアウトカメラ、ヘッドフォン出力、モノラルスピーカーなどを備えた。OSはAndroid 4.0を採用する。

 容量2400ミリアンペアアワーのリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、バッテリー動作時間は約4時間半としている。本体サイズは189(幅)×118(奥行き)×11.5(厚さ)ミリで、重量は約450グラム。カラーバリエーションはレッドとブルーの2種類を用意する。

photophotophoto 保護者はタブレットの初期設定で、子どもが使えるアプリを設定できる(写真=左、中央)。子どもがタブレットを利用可能な時間も設定可能だ。設定した時間が過ぎると、タブレットが“寝て”しまい、ロックされる(写真=右)

 ひらがななどが学べる教育系アプリや「Yahoo!きっず」といった約30種類のアプリやゲーム、音楽などがプリインストールされているほか、アニメ配信サービス「バンダイチャンネル」といったアプリも用意。専用のマーケット「キッズアプリマーケット」からもアプリをダウンロードできる。子どもが勝手に有料コンテンツを購入できないよう、パスワード認証も設けた。

photophotophoto 約30種類のアプリをプリインストールする(写真=左、中央)。子どもが複数人いる場合、個人個人でアプリの利用制限などの設定を切り替えられるソフト「あんしんキッズロック」(写真=右)。同端末内に複数のアカウントを擬似的に作るイメージだ

保護者が安心して子どもに渡せるタブレットに

photo 開発の方針を定めるため、保護者への大規模なアンケートを行った

 本製品の企画が持ち上がったのは2012年9月ごろ。「もともとアメリカなどでは子供向けタブレットは多数登場していたが、日本国内では(2012年夏ごろまで)タブレットの価格も3万円前後と高く、普及していなかった。しかしNexus 7やKindle Fireの登場でタブレットの相場が下がり、製品化に動き出した」(同社 新規事業プロジェクト 新規事業推進担当 マネージャー 濱高朗氏)という。

 tap meの開発には、のべ1700人以上の保護者から聞いた意見を取り入れた。「タブレットを持つ保護者のうち98%(同社調べ)は子どもにも端末を使わせているが、端末を壊さないか、変なサイトにアクセスしないか、などさまざまな不安があることが分かった。その不安を取り除くようにシステムを作り込んだ。保護者が安心して子どもに端末を渡せるという点ではかなり自信がある」(濱氏)

 販売目標は年間で10万台だ。今後は「サイズや対象年齢が異なる兄弟機」(メガハウス)の開発も計画しているという。

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