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» 2013年08月20日 13時45分 UPDATE

液晶ペンタブを統合したタブレット端末:ワコム、筆圧対応の13.3型タブレット「Cintiq Companion」――Windows 8/Androidを搭載

ワコムの液晶ペンタブレットである「Cintiq」ブランドから、Windows 8もしくはAndroidを搭載したタブレット端末「Cintiq Companion」シリーズが登場した。9月下旬から順次発売する。

[ITmedia]

ワコムからクリエイティブ系タブレットが登場

 ワコムは8月20日、独自の筆圧機能が備わったWindows 8タブレット「Cintiq Companion」およびAndroidタブレット「Cintiq Companion Hybrid」を発表した。ワコムストアにて、9月下旬から順次発売する。

tm_1308wacom_01.jpg 「Cintiq Companion」(左)、「Cintiq Companion Hybrid」(右)

 いずれも1920×1080ドット/約1677万色表示に対応した13.3型IPS液晶パネルを採用したタブレット。ワコム独自のEMR(Electro Magnetic Resonance)技術により、2048レベルの筆圧、±60レベルの傾き検出、最高0.005ミリの読み取り分解能、±0.5ミリの読み取り精度、5ミリの読み取り可能高さに対応し、付属の「プロペン」(ペンリング3個、替え芯9本が付属)で画面に直接筆圧を生かした描き込みが可能だ。

 液晶ディスプレイは、色域がAdobe RGB 75%、輝度が210カンデラ/平方メートル、応答速度が25ms、コントラスト比が700:1、色温度が6500K、視野角が上下/左右各178度だ。マルチタッチ対応の静電結合方式タッチパネルも備える。

 カスタマイズ可能なオンスクリーンコントロール、ファンクションキー、リングキー、ラジアルメニューといった機能を持つほか、3段階(22度、35度、50度)に角度調整可能な着脱式スタンドが付属する。また、オプションとして小型のBluetoothキーボードを用意している。

Windows 8タブレット「Cintiq Companion」

tm_1308wacom_02.jpg Cintiq Companion

 Cintiq Companionは、OSにWindows 8を搭載。プロクリエイターが普段利用しているWindows用クリエイティブ系ソフトウェアを、液晶ペンタブレットであるCintiqの制作環境と操作感はそのままに、モバイル環境で利用できることを目的に開発された。後述するAndroidタブレットのCintiq Companion Hybridとは異なり、本体を液晶ペンタブレットとして利用する機能は備えていない。

 CPUは第3世代Core i7-3517U(1.9GHz/最大3.0GHz)、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000、メモリは8GバイトDDR3を採用。256GバイトSSD搭載のWindows 8モデル「DTH-W1300L」(19万8000円/以下、ワコムストア価格)と、512GバイトSSD搭載のWindows 8 Proモデル「DTH-W1300H」(24万8000円)を用意している。

 通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0を内蔵。本体にはmicroSDカードスロット、2基のUSB 3.0、Mini DisplayPort出力、2基のマイク、ステレオスピーカー、ヘッドフォン出力、200万画素のインカメラ、800万画素のアウトカメラ、64.4ワットアワーのバッテリーを搭載する。本体サイズは375(幅)×248(奥行き)×17(高さ)ミリ、重量は約1.8キロだ。

Android 4.2タブレット「Cintiq Companion Hybrid」

tm_1308wacom_03.jpg Cintiq Companion Hybrid

 Cintiq Companion Hybridは、OSにAndroid 4.2を搭載。クリエイティブ系アプリとして、ペイントやスケッチ用途の「Wacom Creative Canvas」と、ネーム(マンガの下書き、ラフ)作成用途の「Wacom Manga Canvas」を備えており、外出先ではCintiqの機能を合わせ持ったAndroidタブレットとして、またオフィスやスタジオでは、MacやPCに接続して従来の液晶ペンタブレットであるCintiqとして利用できる。

 クラウドサービスの「ASTRO File Manager」を利用し、外出先で描いたデータをクラウド経由で作業場のPCに取り込んで、制作作業を続けるといったことも可能だ。

 CPUはNVIDIA Tegra 4(1.9GHz)、メモリは2GバイトDDR3を採用。SSD容量が16Gバイトで48.5ワットアワーのバッテリーを内蔵したモデル「DTH-A1300L」(15万8000円)と、32Gバイトで72.8ワットアワーのモデル「DTH-A1300H」(16万8000円)を用意する。

 通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 3.0を内蔵。microSDカードスロット、USB 2.0、Micro HDMI出力、200万画素のインカメラ、800万画素のアウトカメラを搭載し、本体サイズは375(幅)×248(奥行き)×16(高さ)ミリ、重量は約1.7キロ(DTH-A1300L)と約1.8キロ(DTH-A1300H)だ。PC接続用として、USB、HDMI、電源のコネクタを持つ専用3分岐ケーブルも付属する。

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