ちょっと時間が空いてしまったが、前編に引き続きiPhoneアプリを紹介していこう。後編はライフスタイル系とビジネス系のアプリを中心にチョイスした。
なお、インストールしてもアプリがうまく動かないときは、まずアプリ自体を終了してみよう。iOS 7ではホームボタンを2度押しし、現れたアプリの画面を上にはじくと終了できる。さらに本体の再起動も試すべし。電源スイッチを長押しして、現れた「スライドで電源オフ」を右にスライド。完全に画面が消えてから、もう1度電源スイッチを押してオンにする。
これでダメならアプリを消去して、再インストールを試してみよう。ホーム画面でアプリアイコンを数秒押すと、アイコンが揺れて右上に「×」マークがつく。この「×」を押して削除を指示し、ホームボタンを押してアイコンの揺れを止めれば削除完了。くれぐれもアプリがうまく動かないからといって、App Storeのレビューで安易に☆1を付けたりしないように……。
→広田稔のiPhoneで行け(21):初心者必見! iPhone 5s/5cに入れたい定番無料アプリ25(前編)
Google Maps(Google)
スマートフォンの中でも、地図はニーズが高いアプリだ。事前にいっさい下調べせずに目的地に着いても、地図をキーワードで検索してサクッと周囲のカフェやコンビニなどを探せるのがすごく便利。そうした使い方をしたいなら、Googleマップは必須になる。
もともとiPhoneにはGoogleマップが入っていたが、いろいろな事情でiOS 6からアップル純正のマップアプリに置き換わった。ただ、アップルのマップはまだ情報量が少ないため、現時点ではGoogleマップのほうが便利だ。
広田の視点:
左下をタップするとメニューが現れる。交通状況や路線図を表示させたり、自転車モードに切り替えられる。ちなみにGoogle マップは使用にネット接続が必須。電波の届かない(オフラインの)場所で使うことが多い場合は「MapFan+」(インクリメントP、価格:無料)を入手し、30日500円からの有料オプションに申し込むと地図データをダウンロードできる。
Yahoo!乗換案内(ヤフー)
大都市圏に住む人にとっては、経路検索はなくてはならないアプリだ。飲み会に備えて終電を検索したり、自分の乗りそうな路線の運行状況を調べたりと、出先でもリアルタイムで情報を得られるのがうれしい。同種の無料アプリは数多くあるが、いくつか試してみた結果「Yahoo!乗換案内」が無駄のないルートを手早く探せた印象だ。
広田の視点:
バスの経路検索では、「バスNAVITIME」(ナビタイム、価格:無料)などを使うといい。車での移動が主な人は「渋滞ナビ」(フリックテック、価格:無料)を用意しておくと混雑してるところを調べられる。
Tenki.jp(日本気象協会)
天気アプリもぜひ入手しておきたいジャンルだ。iPhone標準の「天気」でも「Yahoo!天気・災害」をもとにした情報を得られるが、より詳しいデータが欲しければ「Tenki.jp」も追加で入れておくべし。
広田の視点:
リアルタイムの降雨情報を調べるアプリも別途入れておくと、これから傘を持ってく必要があるかどうかを判断できて便利だ。東京近郊なら「東京アメッシュ」(ネクストビジネスシステム、価格:無料)、全国なら「XバンドMPレーダー」(ネクストビジネスシステム、価格:無料)か「雨かしら?」(keiji matsumoto、価格:無料)がオススメ。ユーザーが投稿した写真などでリアルタイム天気が分かる「ウェザーニュース タッチ」(ウェザーニュース、価格:無料)も試してみよう。
Walker - 歩数計 Lite(Studio Amuate)
「Walker - 歩数計 Lite」は、その名の通りiPhoneを万歩計として使えるアプリだ。「START」ボタンを押してiPhoneをポケットなどに入れておけば、歩数の記録を取って距離やカロリーを計算してくれる。画面下に現れる広告は、100円の有料版で外せる。
広田の視点:
ジョギングなら「Nike+ Running」(NIKE、価格:無料)や「RunKeeper」(FitnessKeeper、価格:無料)を使ってみよう。ともにランのペースや距離、タイムなどを測ってくれるほか、SNSを通じて友人と記録を競い合えるので、より走るモチベーションが続くはずだ。
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